JLPT N4語彙 -「何でも」と「何も」の違い

目次
1. 「何でも」と「何も」の違い
2. 何でも
3. 何も
4. まとめ
5. クイズ
6. 関連記事
7. コメント
Q:「何でも」と「何も」は何が違いますか?
A:「何」がつく言葉はたくさんあり、混乱しやすいですが、 「肯定か、否定か」という点に注目すると、違いがはっきりします。
何でも
[意味]
話題に出ていることについて、対象を特定・限定しないときに使う
「どれでもいい」「全部OK」という、前向き・肯定的な意味
[ルール]
何でも+動詞の肯定形
何でも+形容詞の肯定形
[例]
A:「今日の晩ご飯、何がいい?」
B:「何でもいいよ。」
A: “What would you like for dinner tonight?”
B: “Anything is fine.”
⇒「和食でも洋食でもいい」というような返事です。
質問があったら、何でも聞いてください。
If you have any questions, feel free to ask anything.
⇒「質問の内容を限定せずに色々な質問に答える」という意味です。
何も
[意味]
何かを特定・限定せずに、すべてを否定するときに使う
文全体が否定文になり、状況によっては、ネガティブな印象を持つこともある
[ルール]
何も+動詞の否定形
何も+形容詞の否定形
[例]
A:「今日の晩ごはん、何が食べたい?」
B:「おなかがいっぱいだし、何も食べたくない。」
A: “What would you like to eat for dinner tonight?”
B: “I’m full, so I don’t want anything.”
⇒ 晩ごはんそのものを要らないと全てを否定しています。
彼と別れてから、何も楽しくないんです。
Since breaking up with him, nothing is enjoyable.
⇒ 何か特定のことが楽しくないのではなく、全てが楽しくないということです。
まとめ
・何でも+肯定形
・何も+否定形
このセットで覚えましょう。
「何でも」は対象を限定せず、意味の範囲が広い表現です。
一方、「何も」は、すべてを否定する表現です。

「何」の読み方は「なに」と「なん」の
2つのパターンがあります。
詳しく学びたい方は
こちらの記事を読んでくださいね。
クイズ
次の文を読んで、( )から文脈に合った表現を選んでください。
問題をクリックすると答えが表示されます。
A. 何でも
子どもは何でも興味があります。
Children are interested in everything.
*後ろが肯定形です。また子どもが色々なことに興味があるという意味合いから「何でも」がふさわしいです。
A. 何も
今日は一日何もしませんでした。
I didn’t do anything all day today.
*後ろが否定形です。やらなかったことを特定していないので「何も」を使います。
A. 何でも
このお店は食品でも家具でも何でも売っていてすごいですね。
This store sells everything, from food to furniture, it’s amazing!
*後ろに肯定的な「すごい」という言葉が使われているので、「何でも」がふさわしいです。
A. 何も
セールに行ったけど、何も残っていませんでした。
I went to the sale, but there was nothing left.
*後ろが否定形です。またセールのものが全てなかったという意味合いから「何も」がふさわしいです。
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