JLPT N4文法 – 「〜あいだ」と「〜あいだに」の違い

目次
1. 「〜あいだ」と「〜あいだに」の違い
2. AあいだB
3. AあいだにB
4. 比べてみよう
5. まとめ
6. クイズ
7. 関連記事
8. コメント
Q:「〜あいだ」と「〜あいだに」の違いはなんですか?
A:この2つは、「に」があるかないかで意味が変わります。
「AあいだB」は、Aの時間にBがずっと続くことを表します。一方で、「AあいだにB」は、Aの時間が終わる前にBをする、またはAの時間の中でBが起きることを表します。
同じ「あいだ」を使いますが、後ろの文が「続くこと」なのか、「その期間中に起きること」なのかが大きな違いです。
詳しく見ていきましょう。
AあいだB (JLPT N4)
[意味]
Aの時間、ずっとBする
Aの期間中、Bが続く
[ルール]
[V] 動詞普通形/ている+あいだ
[A] い形容詞+あいだ
[Na] な形容詞+あいだ
[N] 名詞の+あいだ
[よく一緒に使われることば]
動詞:待つ(待っている)、食べる(食べている)、乗る(乗っている)、いる
名詞:休み、試験、学生、病気、旅行、仕事
[例]
友達を待っているあいだ、ずっとスマホでゲームをしていました。
While I was waiting for my friend, I was playing games on my smartphone the whole time.
若いあいだは何でもやってみるといいですよ。
While you are young, you should try doing anything.
桜がさいているあいだ、毎日ここを散歩します。
While the cherry blossoms are in bloom, I walk here every day.
母は、わたしが病気のあいだ、ずっと仕事を休んでいました。
While I was sick, my mother didn’t go to work at all.
「AあいだB」は、時間の幅がある言葉につながります。
後ろの文には、続く動作や状態が来ることが多いです。
[例]
日本語学校にいるあいだは、日本語だけを使います。
While I am at the Japanese language school, I only use Japanese.
⇒ 日本語学校にいるときはずっと日本語だけ使います。
夏休みのあいだ、図書館に通っていました。
During the summer vacation, I regularly went to the library.
⇒ 夏休みの期間中、何度も図書館に行っていました。
※「通っていました」は、1回だけではなく、何度も行ったことを表します。
AあいだにB (JLPT N4)
[意味]
Aの時間が終わる前にBする
Aの期間中にBが起きる
[ルール]
[V] 動詞普通形/ている+あいだに
[A] い形容詞+あいだに
[Na] な形容詞+あいだに
[N] 名詞の+あいだに
[よく一緒に使われることば]
動詞:寝る(寝ている)、住む(住んでいる)、いる
名詞:休み、独身、学生
[例]
留学しているあいだに、友達をたくさん作りました。
While studying abroad, I made a lot of friends.
わたしがいないあいだに、だれか来たようです。
It seems someone came while I was away.
夏休みのあいだに、あのカフェへかき氷を食べに行こう!
While we are on summer vacation, let’s go to that cafe for shaved ice.
休みのあいだに、部屋を片付けよう。
Let’s clean the room during the break.
学生のあいだにN3に受かりたいです。
I want to pass the N3 while I am a student.
「AあいだにB」は、時間の幅がある言葉につながります。
ただし、後ろの文には、その期間の中で行うこと・起きることが来ます。
[例]
留学しているあいだに、友達をたくさん作りました。
While studying abroad, I made a lot of friends.
⇒ 留学の期間中に、友達をたくさん作りました。
独身のあいだに色々な国を旅行するつもりです。
I plan to travel to various countries while I am single.
⇒ 結婚する前に、いろいろな国を旅行するつもりです。

「〜あいだに」と「〜うちに」の違いを
詳しく学びたい方は
この記事を読んでください
比べてみよう
次の2つの文を比べてみましょう。
[例]
若いあいだは、何でもやってみるといいですよ。
While you are young, you should try everything.
若いあいだに、 何でもやってみるといいですよ。
You should try many things while you are still young.
この2つは、どちらも意味は似ています。 でも、少しニュアンスが違います。
「若いあいだは」は、若い時期全体の習慣・考え方・姿勢に焦点があります。
つまり、若い時期は、いろいろなことに挑戦する姿勢が大切だ という意味になります。
「若いあいだに」は、若い時期が終わる前にする行動に焦点があります。
つまり、若い時期が終わる前に、いろいろな経験をしておいた方がいい という意味になります。
「〜あいだ」と「〜あいだに」で迷ったときは、後ろの文を見ます。
後ろの文が、その時間ずっと続いている動作や状態なら、「〜あいだ」を使います。
× お風呂に入っているあいだに、音楽を聞いていました。
◯ お風呂に入っているあいだ、音楽を聞いていました。
While I was taking a bath, I was listening to music.
「音楽を聞いていました」は、お風呂に入っている時間に続いていた動作です。
そのため、「あいだ」が自然です。
後ろの文が、その時間の中で一度起きた出来事や、その時間が終わる前にする行動なら、「〜あいだに」を使います。
[例]
× お風呂に入っているあいだ、電話があったようです。
◯ お風呂に入っているあいだに、電話があったようです。
It seems there was a phone call while I was taking a bath.
「電話があった」は、お風呂に入っている時間ずっと続いていたことではありません。
その時間の中で一度起きた出来事です。
そのため、「あいだに」が自然です。
つまり、続いていたことは「あいだ」、その時間の中で起きたこと・することは「あいだに」と考えると分かりやすいです。
まとめ
[AあいだB]
- ある程度の時間幅を表す言葉につながり、後ろの文には、継続する動作や状態を表す言葉が使われる。
- その時間の中で、継続的に行うことや、続いている状態を表す。
[AあいだにB]
- ある程度の時間幅を表す言葉につながり、後ろの文には、その時間の中で行うことや、起きたことを表す言葉が使われる。
- その時間が終わる前にする行動や、その時間内に起きた出来事を表す。
クイズ
次の文を読んで、( )から文脈に合った表現を選んでください。
問題をクリックすると答えが表示されます。
A. あいだ
休みのあいだずっと家にいました。
I stayed home the entire time during the vacation.
*後ろの文に「ずっと」があり、継続している状態を表しているので、「あいだ」が正解です。
A. あいだに
寝ているあいだに、体が冷えたようです。
It seems my body got cold while I was sleeping.
*「体が冷えた」は、寝ている時間の中で起きた出来事なので、「あいだに」が正解です。
A. あいだ
友達を待っているあいだ買い物をしていました。
I went shopping while I was waiting for my friend.
*「買い物をしていました」は、友達を待っている時間に続いていた動作なので、「あいだ」が正解です。
A. あいだに
ヨーロッパに住んでいるあいだにイタリアへ行ってみたいです。
I want to visit Italy while living in Europe.
*「イタリアへ行ってみたい」は、ヨーロッパに住んでいる期間が終わる前にしたい行動なので、「あいだに」が正解です。
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