AIを怖がっている場合じゃない

目次
1. AIを怖がっている場合じゃない
2. 人間はずっと、便利な道具を作ってきた
3. デジタルが苦手でも、それは恥ずかしいことではない
4. 授業の準備のしんどさを、当たり前にしないでほしい
5. AIにできないことが、むしろあなたの価値になる
6. 苦手意識があるなら、なおさら一度触ってみてほしい
7. 怖いから離れるのではなく、怖いからこそ学んでほしい
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AIを怖がっている場合じゃない
こんにちは。Enuncia代表のハミルトン葉奈です。
正直に言います。
私はAIが大好きです。
法人化した時期と、AIが一気に身近になった時期がほぼ重なっていて、私は心の底から「自分はなんてラッキーなんだろう」と思っています。
事業を立ち上げて、やることは山ほどある。時間も人手も限られている。
そんなタイミングで、壁打ち相手にもなってくれて、調べものもしてくれて、たたき台も作ってくれて、文章も整えてくれて、アイデア出しまで、月に数千円で手伝ってくれる存在が現れたのです。
今では、仕事のあらゆる場面でAIを使っています。
だからこそ、「AIは信用できない」「難しそう」「自分には関係ない」「なんだか怖い」という声を聞くたびに、もったいないなと感じます。
もちろん、警戒心を持つこと自体は悪いことではありません。
新しいものに慎重になるのは、むしろ自然なことです。
でも、今はもう「なんとなく怖いから触らない」で済ませていい段階ではなくなってきている、と私は思っています。
人間はずっと、便利な道具を作ってきた
少し大きな話をします。
人間の歴史は、道具の歴史でもあります。
火、車輪、印刷機、電気、電話、インターネット。
人類はずっと、「今までできなかったことを可能にする道具」を作り続けてきました。
そして新しい道具が登場するたびに、必ず不安が生まれます。
そんなものを使ったら人間がダメになる。
仕事がなくなる。
本来の力が失われる。
昔から、その繰り返しです。
印刷機が普及したとき、写本をしていた人たちの仕事は変わりました。
自動織機が登場したとき、手織りの職人たちは危機感を抱きました。
コンピューターが普及したとき、多くの計算業務や事務作業のあり方が変わりました。
でも、そのたびに人間そのものが不要になったわけではありません。
道具が変わるたびに、「人間にしかできないこと」の中身が更新されてきただけです。
AIも、私は同じだと思っています。
AIが出てきたから終わり、ではない。
AIが出てきたからこそ、人間が本当に価値を発揮する部分が、よりはっきりしてくる。
そういう変化なのだと思います。
デジタルが苦手でも、それは恥ずかしいことではない
私のところに相談に来られる先生方、特に日本語学校にお勤めの先生の中には、デジタルツール全般に苦手意識がある方が少なくないと感じています。
昔から使っているドメインのメールアドレスをそのまま使っていたり、Zoomの接続ができないと連絡があったり、ファイル共有がうまくできなかったり。
気持ちはわかります。慣れないものは怖い。わからないものは手を出しにくい。
今まで自分のやり方でうまくやってきたのに、なぜ今さら変える必要があるのか、と思う気持ちも理解できます。
でも、もはやAIは、デジタルが得意な一部の人だけのものではありません。
むしろ、日々の仕事に手間や負担を感じている人ほど、恩恵を受けやすい道具です。
パソコンに強くなくてもいい。
仕組みを全部理解していなくてもいい。
まずは「ちょっと使ってみる」だけで十分です。
授業の準備のしんどさを、当たり前にしないでほしい
少し具体的に考えてみてください。
授業の準備に毎回何時間もかけていませんか。
似たような例文を、毎回一から考えていませんか。
文法説明の言い換えに悩み続けていませんか。
レベル別にちょうどいい語彙を選ぶのに時間がかかっていませんか。
教材のレイアウトやワークシート作りに、必要以上の時間を使っていませんか。
AIはそういった作業を、驚くほど短時間で処理してくれます。
レベル別の例文を瞬時に大量生成する。
文法説明の言い換えを何パターンも出す。
宿題プリントの下書きを作る。
全部、今日からできます。
もちろん、そのまま完璧に使えるとは限りません。
でも「ゼロから全部自分で作る」のと、「たたき台をAIに作らせて整える」のとでは、かかる時間も疲れ方もまったく違います。
ここを取り違えてはいけないと思っています。
AIは、教師の仕事を雑にするものではありません。
むしろ、教師が本当に頭を使うべきところに時間を回せるようにするものです。
AIにできないことが、むしろあなたの価値になる
ここで大事なことをひとつ。
AIを使いこなすことと、AIに仕事を奪われることは、まったく別の話です。
AIが得意なのは、パターンの処理と情報整理です。
大量の情報をまとめる。
それっぽいたたき台を作る。
言い換えを出す。
形式を整える。
こうした作業は非常に速い。
でも、目の前の学習者の表情を読むことはできません。
その人が今日はなぜ集中できないのか、どこで自信を失っているのか、どんな言葉をかければ前に進めるのか。そういうことは、やはり人間の教師にしかできない。
だから私は、AIを使うことは、人間らしさを失うことではないと思っています。
むしろ逆です。
AIに任せられるところを任せれば任せるほど、教師は教師にしかできない部分に集中できるようになる。
これからは「全部自分でやる先生」が評価される時代ではなく、
「人間にしかできないことに力を注げる先生」が強い時代になるのではないでしょうか。
苦手意識があるなら、なおさら一度触ってみてほしい
ここまで読んでも、やっぱり「でも難しそう」と思う方はいると思います。
実際、AIに苦手意識がある方ほど、最初の一歩に大きな抵抗があります。
何を使えばいいのかわからない。
変な答えが返ってきたらどうしよう。
使いこなせなかったら、自分だけ取り残される気がする。
そんな不安もあると思います。
でも、AIは「理解してから使う」ものというより、「使いながら慣れていく」ものです。
怖いから離れるのではなく、怖いからこそ学んでほしい
私は、会社を立ち上げたときにAIがなかったらどうなっていたか、想像すると少し怖くなります。
それくらい、今の私の仕事にAIは欠かせない存在です。
もちろん、AIは万能ではありません。
間違えることもあるし、浅いことをそれっぽく言うこともある。
だから鵜呑みにしてはいけないし、最後に判断するのは常に人間です。
でも、それは「使わない理由」にはならないと思っています。
包丁が危ないから料理をやめる、とはならないのと同じです。
また、車が便利だからといって、免許を取っただけでF1レーサーになれるわけでもありません。
AIがあるからといって私たちは全知全能の神になれるわけではないのです。
大切なのは、道具の限界を知ったうえで、自分の仕事にどう活かすか。
今後、AIを使う人と使わない人の差は、じわじわ広がっていくと思います。
最初は少しの時短に見えても、毎日の積み重ねは大きい。
準備にかかる時間、作れる教材の量、発信のスピード、アイデアの数、挑戦できる幅。
そうした差が、少しずつ蓄積していくはずです。
だから、「怖いからやめておこう」で離れてしまうのは、本当にもったいない。
むしろ、怖いと感じている人ほど、一度ちゃんと触れてみてほしいのです。
AI講座で、一緒に最初の一歩を踏み出しませんか
私のオンラインサロンでは、AI講座もご用意しています。
実はこれまでにも、
「一人で学ぶより、同じ立場の人と一緒に学びたい」
「講座を受けて終わりではなく、継続的に相談できる場所がほしい」
「AIや発信、集客について、実践しながら学べる環境があったらうれしい」
という声をいただくことが何度もありました。
日本語講師の働き方は、これからますます変わっていくと思います。
だからこそ、知識を一方的に受け取るだけではなく、学んだことを試し、質問し、少しずつ自分の仕事に落とし込んでいける場所を作りたいと思い、このオンラインサロンを始めました。
もし今、
「気になってはいるけれど、何から始めればいいのかわからない」
「一人で触るのは少し不安」
「授業や教材作成にどう活かせばいいのか知りたい」
「難しい話ではなく、実際に使える形で学びたい」
そう感じているなら、ぜひ参加していただきたい内容です。
AIに強い人のための講座ではありません。
むしろ、苦手意識がある方、なんとなく避けてきた方、使いたい気持ちはあるけれど一歩目が踏み出せない方にこそ、来てほしいと思っています。
オンラインサロンの内容や参加方法については、下記ページに詳しくまとめています。
ぜひ一度、見てみてください。
▼ はな先生の日本語講師キャリア戦略ラボ
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