MBTIから考える自己分析 ー日本語講師の視点ー

目次
1. MBTIから考える自己分析
2. MBTIとは?
3. MBTIと上手に付き合うための注意点
4. MBTI人気の秘密
5. 日本語講師にも当てはまること
6. あなたは何タイプですか?
7. 関連記事
MBTIから考える自己分析
こんにちは。Enuncia代表のハミルトン葉奈です。
ここ数年、SNSでもよく見かけるようになった「MBTI」。
韓国では特に人気があり、履歴書にMBTIのタイプを書く欄が設けられていることが多いそうです。
企業側が応募者の性格傾向を参考にすることがあると言われています。
最近では、日本でもベンチャー企業などを中心に、面接で「MBTIは何ですか?」と聞かれるケースが出てきているようです。
では、そもそもMBTIとは何なのでしょうか。
MBTIとは?
MBTIは、「Myers-Briggs Type Indicator」の略で、個人の性格を理解するためのツールです。
人の心の傾向を、次の4つの指標で分析します。
- エネルギーの方向
外向型(E) / 内向型(I) - ものの見方
感覚型(S) / 直観型(N) - 判断のしかた
思考型(T) / 感情型(F) - 外界への接し方
判断型(J) / 知覚型(P)
この4つの指標の組み合わせによって、人の性格を 16タイプ に分類します。
例えば、「ISFJ」や「ENFP」のように、アルファベット4文字で表されるのが特徴です。
16タイプはさらに
- 分析家
- 外交官
- 番人
- 探検家
という4つのグループに分けられ、それぞれにニックネームがついています。
最近では、さらに細かく分類した64タイプの診断も広まっていて、より細かな性格傾向まで分析できるようになっています。
MBTIと上手に付き合うための注意点
これだけ広まっているMBTIですが、利用する上で知っておきたい注意点もあります。
実は、私たちがインターネットで手軽に受けている無料の性格診断の多くは、公式の「MBTI®」とは異なるものです。
さらに、MBTI®自体についても、心理学の世界ではその科学的根拠について議論があります。
例えば、数週間後にテストを受けると違う結果が出ることがあり、結果の一貫性に課題があるといった指摘もあり、「疑似科学」と見なされることもあります。
だからこそ、MBTIの結果を 絶対的なものとして捉えるのではなく、「自分を客観的に見るヒント」として活用することが大切です。
MBTI人気の秘密
MBTIのような診断が人気なのは、それが 「自分を知るきっかけ」 になるからだと思います。
実際に、キャリア支援の現場では、自己分析が苦手な生徒が非常に多いのが現実です。
例えば
- 自分の強みがわからない
- 何が得意なのか説明できない
- なぜこの仕事をしたいのか言語化できない
こうしたケースは本当によくあります。
自己分析ができていなければ、書類作成や面接対策もうまく進みません。
そのため私も、分析シートを作成して生徒に渡しています。
しかし、実際にやってみると、一番根本的なところでつまずく人が少なくありません。
それは「そもそも自分をどう見ればいいのかわからない」という問題です。
自分の経験やスキルは書けても、
- 自分はどんなタイプなのか
- どんな環境で力を発揮しやすいのか
- どんな考え方をする傾向があるのか
といった 自分の特性 を言語化するのは意外と難しいものです。
だからこそ、MBTIのようなツールは自己理解の入り口として役立つことがあります。
もちろん、MBTIがすべてを説明してくれるわけではありません。
しかし、自分の考え方や行動の傾向を客観的に見つめるヒントにはなります。
その意味でも、MBTIのようなツールをきっかけに 「自分はどんな人なのか」を考えてみるのは、決して無駄ではないと思います。
日本語講師にも当てはまること
これは、専門職である日本語講師にも当てはまることがあります。
「あなたの強みは何ですか?」
と聞かれたとき、
- 会話レッスンが得意です
- JLPTを教えています
- 初級の生徒が多いです
といった スキルの説明にはなっても、自分の特性や思考の強みまで言語化できる人は意外と多くありません。
だからこそ、MBTIなどのツールをきっかけに自分を知ることは、私たち自身のキャリアを考える上でとても価値があると思います。
企業が採用活動でMBTIに関心を示すのも、応募者の自己理解度や、チーム内でのコミュニケーションを円滑にするヒントを得たいという背景があるのかもしれません。
あなたは何タイプですか?
MBTIは絶対的なものではありませんが、自分を客観的に見るヒント にはなります。
もしまだ試したことがなければ、一度やってみるのも面白いかもしれません。
ちなみに私はINTJ-A(建築家) です。
周りからは「めちゃくちゃ当たっている」と言われます。
正直教育者に向いているタイプではないと思いますが、戦略を考えたり、物事を構造で捉えたりするのが好きなタイプなので、経営者としては向いているのかもしれません。
もしよければ、あなたのMBTIも教えてください。
日本語講師にはどんなタイプが多いのか、少し気になります!









