ビジネスシーンで差がつく新年の挨拶マナー
目次
1. ビジネスシーンで差がつく新年の挨拶マナー
2. いつまでに挨拶するのがマナー?
3. メールでの挨拶、どう書けばいい?
4. こんな失礼には気をつけて!
5. 宗教を超えた日本の新年の挨拶
6. まとめ
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8. コメント
ビジネスシーンで差がつく新年の挨拶マナー
新しい年を迎え、いよいよ仕事も始まりましたね。
みなさん、新年の挨拶はどうしていますか?日本では、新年の挨拶はとても大切な文化のひとつです。特にビジネスの場では、この挨拶ひとつで相手にいい印象を与えたり、関係性をより深めたりすることができます。
今回は新年の挨拶について、ビジネスマナーとして気をつけるべきポイントを一緒に見ていきましょう!
いつまでに挨拶するのがマナー?
新年の挨拶は、仕事始めの日から1月7日までに行うのが一般的です。この時期は「松の内」と呼ばれ、お正月の始まりから終わりまでの期間を指します。
松の内の期間とは?
松の内は、現在では地域によって異なります。
• 関西地方、四国地方、東北地方の一部: 1月1日~1月15日
• 関東地方、九州地方、東北地方のその他の地域: 1月1日~1月7日
そのため、1月7日を過ぎても松の内としている地域もあれば、1月7日で終わる地域もあるため、地域の慣習を確認しておくと良いでしょう。
遅れた場合の対応は?
松の内を過ぎた後に新年の挨拶をする場合、特にメールや文書では「寒中お見舞い申し上げます」といった季節の挨拶に切り替えるといいでしょう。
「松の内が過ぎても、挨拶をする気持ちが伝わる」ことが大切ですので、ぜひ活用してみてください!
メールでの挨拶、どう書けばいい?
最近は年賀状ではなく、メールで挨拶を済ませることが多いですよね。でも、内容はしっかり丁寧に書きたいところです。
以下のような例文を参考にしてみてください。
件名: 新年のご挨拶
本文:
〇〇株式会社
〇〇様
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。
本年も変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
貴社のますますのご発展とご繁栄をお祈り申し上げます。
簡単ではございますが、新年のご挨拶とさせていただきます。
〇〇株式会社
〇〇部 〇〇
こんな失礼には気をつけて!
新年の挨拶で気をつけたいのは、「挨拶をしない」ことです。挨拶がないと、相手に「自分は重要視されていない」と感じさせてしまうかもしれません。特にビジネスの場では、新年の挨拶は基本的な礼儀のひとつ。これを怠ると、関係がぎくしゃくしてしまう可能性があります。
また、挨拶が遅すぎるのも要注意です。仕事始めの日からあまり時間が経ってしまうと「後回しにされた」と感じる人もいるかもしれません。相手に配慮し、タイミングを逃さないようにしましょう。
さらに、相手によっては年賀状を重視している場合もあります。メールだけで済ませるのではなく、相手の価値観や状況を考慮し、必要であれば年賀状を送ると良いでしょう。挨拶は、相手の気持ちを尊重することが大切です。
宗教を超えた日本の新年の挨拶
ところで、海外の年末年始の挨拶では、「Merry Christmas」よりも「Happy Holidays」や「Season’s Greetings」といった表現が使われることが増えています。これは、宗教や文化の違いに配慮した挨拶の仕方です。一方で、日本のお正月の挨拶は宗教的な意味合いが薄く、誰もが気軽に使える文化的な慣習として広く受け入れられています。
日本の新年の挨拶は、伝統的には神道や仏教に由来する要素が含まれていましたが、現代ではその宗教的な関連性は薄れ、社会的なマナーとして定着しています。「新年明けましておめでとうございます」や「今年もよろしくお願いいたします」といった挨拶は、宗教に関係なく幅広い場面で使える普遍的な表現として親しまれています。
そのため、相手がどのような方であっても、新年の挨拶は丁寧に行うことが大切です。一言でも心を込めた挨拶をすることで、良い関係のスタートを切ることができるでしょう。
まとめ
新年の挨拶は、良いスタートを切るための大切な第一歩。今年は少し意識を変えて、より丁寧で温かみのある挨拶をしてみませんか?
たとえば、「昨年は〇〇様に助けていただき、大変感謝しております。今年もご指導よろしくお願いいたします。」という一文を加えるだけで、より心のこもった挨拶になります。
その一言が、相手との関係をさらに良いものにするきっかけになるかもしれませんね。
それでは、今年も素晴らしい一年になりますように!
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本年もどうぞよろしくお願いいたします!