JLPT N3 文法一覧
文法 | 意味・ルール | 例文 | 日本語Navi |
---|---|---|---|
~あう | [意味] 互いに~する [ルール] [V] 動詞語幹+あう | この問題について話し合いました。 彼とはどんなに話しても分かり合えません。 | – |
いくら~ても | [意味] どんなに~しても結果が変わらない [ルール] [V] いくら+動詞て形+も | いくら書いてもこの漢字が覚えられないです。 いくら練習してもうまくいきません。 | – |
上に | [意味] ~だけでなくさらに~ [ルール] [V] 動詞普通形+上(に) [A] い形容詞普通形+上(に) [Na] な形容詞普通形+上(に) [Na] な形容詞 [N] 名詞+の+上(に) [N] 名詞+である+上(に) | 友達は旅行の計画を立てたうえに、ホテルの予約もしてくれました。 今日は寒い上に風が強いです。 彼は親切な上に、とてもかしこいです。 | に加えて VS 上に |
うちに① | [意味] ~している間に(予期しない結果) [ルール] [V] 動詞辞書形/ない形+うちに [A] い形容詞+うちに [Na] な形容詞+うちに [N] 名詞+の+うちに | 本を読んでいるうちに、寝てしまいました。 しばらく来ないうちにお店がなくなっていました。 | あいだに VS うちに 途中で VS うちに |
うちに② | [意味] ある状況になる前に [ルール] [V] 動詞辞書形/ない形+うちに [A] い形容詞+うちに [Na] な形容詞+うちに [N] 名詞+の+うちに | 雨が降らないうちに帰りましょう。 温かいうちに食べてください。 桜がきれいなうちに花見に行きましょう。 学生のうちにたくさん旅行したいです。 | – |
おかげで | [意味] ~の影響で良い結果が出る [ルール] [V] 動詞普通形+おかげで [Na] な形容詞+おかげで [Na] な形容詞 [N] 名詞+の+おかげで [N] 名詞+である+おかげで | 手伝ってくれたおかげで早く仕事が終わりました。 みんなの協力のおかげで成功しました。 | – |
おきに | [意味] 一定の間隔ごとに~する [ルール] [N] 時間・日数を表す言葉+おきに | この店は1週間おきに新しい商品が入ります。 彼は5分おきにケータイを見ています。 | おき VS ごと |
おそれがある | [意味] ~する危険性がある [ルール] [V] 動詞辞書形+おそれがある [N] 名詞+の+おそれがある | その方法では失敗するおそれがあります。 大雨が続くと洪水のおそれがあります。 | 恐れがある VS かねない |
かける | [意味] ある動作や出来事が途中の状態で終わっていないことを表す [ルール] [V] 動詞語幹+かける | 弟は宿題をやりかけて、どこかへ行きました。 本を読みかけましたが、寝てしまいました。 | – |
がち | [意味] ①ある動作がよく行われることを表す ②ある傾向にあることを表す [ルール] [V] 動詞語幹+がち [N] 名詞+がち | ①ワンさんは最近ちこくをしがちです。 ①妹は疲れるとかぜをひきがちです。 ②娘は昔から病気がちです。 ②マリアさんはレッスンを休みがちです。 | がち VS 気味 VS っぽい |
かと思うほど | [意味] 極端なことを例にして、実際にそうではないがそう感じられるほど程度が極端であることを表す [ルール] [V] 動詞普通形+かと思うほど [N] 名詞+かと思うほど | この映画は死ぬかと思うほど怖かったです。 この飲み物は氷かと思うほど冷たいです。 | – |
から | [意味] ~が原因・理由 [ルール] [N] 名詞+から | 不注意から大きな事故になることもあります。 ストレスから眠れなくなってしまいました。 | – |
からこそ | [意味] 他の理由ではなく、その特定の理由が重要であることを強調する [ルール] [V] 動詞普通形+からこそ [A] い形容詞普通形+からこそ [Na] な形容詞 [N] 名詞+だ+からこそ | たくさん練習したからこそ、試合に勝てたのです。 うれしいからこそ、涙が出るんです。 大切だからこそ、ちゃんと話し合いたいんです。 家族だからこそ、正直に言わなければいけないよ。 | |
からには | [意味] ~のだから(当然) [ルール] [V] 動詞普通形+からには [Na] な形容詞 [N] 名詞+である+からには | 約束したからにはしっかり守るべきです。 仕事が大事であるからには、ちゃんとやります。 教師であるからには、生徒に正しい行動を示すべきです。 | – |
がる | [意味] (第三者が)~のように感じる、行動する [ルール] [V] 動詞たい形 [A] い形容詞 [Na] な形容詞 | 母は最近、旅行したがっています。 友達は怖い映画を見たがりません。 息子は犬を怖がっています。 娘は歯医者に行くのを嫌がります。 | たい VS がる |
代わりに① | [意味] 他の物や行動の代わりに何かをすることを表す [ルール] [V] 動詞辞書形+代わりに [N] 名詞+の+代わりに | 直接会えない代わりに電話で話しましょう。 木村さんの代わりにわたしが会議に行きました。 | 代わりに VS に代わって |
代わりに② | [意味] 他の条件と引き換えに何かを得ることを表す [ルール] [V] 動詞普通形+代わりに [A] い形容詞普通形+代わりに [Na] な形容詞普普通形+代わりに [Na] な形容詞+である+代わりに [N] 名詞+である+代わりに | わたしが英語を教えるかわりに、日本語を教えてください。 このかばんは軽い代わりに、あまり物が入りません。 このホテルは静かな代わりに、駅から遠いです。 この部屋は学生用である代わりに、設備が少し古いです。 | – |
きる | [意味] ①全部~する・最後まで~する ②非常に~する状態 [ルール] [V] 動詞語幹+きる | ①500ページぐらいの本を読み切りました。 ②新しい機械の使い方に困り切っています。 | きる VS ぬく |
くせに | [意味] ~にもかかわらず(非難のニュアンスを含む) [ルール] [V] 動詞普通形+くせに [A] い形容詞普通形+くせに [Na] な形容詞+くせに [Na] な形容詞 [N] 名詞+の+くせに [N] 名詞+である+くせに | 彼は勉強しないくせにテストでいい点を取ります。 主人は忙しいくせに夜は飲みに行きます。 彼は真面目なくせに、締め切りを守りません。 娘は子どものくせに、大人みたいなことを言います。 | ながら・つつ・のに・くせに |
くらい① | [意味] 程度を例をあげて言う [ルール] [V] 動詞辞書形+くらい [A] い形容詞+くらい | これは子供でもできるくらいやさしい問題です。 試験に合格して涙が出るくらいうれしかったです。 | – |
くらい② | [意味] 何かが重要ではない、簡単だと軽視する表現 [ルール] [V] 動詞普通形+くらい [A] い形容詞普通形+くらい [Na] な形容詞普通形+くらい [N] 名詞+ぐらい *名詞につくときは「ぐらい」が多い | 忙しくても、メールを送るくらいできるはずです。 ちょっと痛いくらいなら、がまんしたらいいでしょう。 日本語が少し下手なくらいで、文句を言う必要はないでしょう。 日本語は上手じゃないけど、ひらがなくらいは読めます。 | – |
くらい~はない | [意味] 「~ほど~はない」と同じ意味をもつ(比較のニュアンス) [ルール] [V] 動詞辞書形+くらい~はない [N] 名詞+くらい~はない | 山田さんくらい真面目な人はいません。 休日に家族と話しながら食事を楽しむくらい幸せなことはないです。 | – |
こそ | [意味] 強調を表す [ルール] [N] 名詞(+助詞(こと/から))+こそ | 次こそはN3に合格するつもりです。 毎日日本語を話すことこそいい練習です。 なんでも毎日続けるからこそ意味があるんです。 | – |
こと | [意味] 命令や規則を表す [ルール] [V] 動詞辞書形/ない形+こと [N] する動詞の名詞+の+こと | 明日は午前8時までにここに来ること。 部屋は毎日そうじすること。 | – |
ことから | [意味] ①名前の由来 ②理由 ③判断の根拠 [ルール] [V] 動詞普通形+ことから [A] い形容詞普通形+ことから [Na] な形容詞+ことから [Na] な形容詞 [N] 名詞+である+ことから | ①ここは昔、さくらが有名だったことから「さくらのみや」という名前になりました。 ②彼が悪いことを言ってしまったことから、大きなけんかになりました。 ③強く切ったようなきずであることから、けいさつはナイフが使われたと判断しました。 | – |
ことは~が | [意味] 一応〜できるが 事実から期待されることを否定する表現 [ルール] [V] 動詞普通形+ことは~が [A] い形容詞+ことは~が [Na] な形容詞+ことは~が [N] 名詞+な+ことは~が | お酒は飲めることは飲めるんですが、あまり好きじゃないんです。 この映画はおもしろいことはおもしろいんですが、ちょっと長すぎます。 この部屋はきれいなことはきれいなんですが、狭くて不便です。 学生なことは学生なんですが、授業にほとんど出ていません。 | – |
ことになっている | [意味] 規則や習慣、予定などですでに決まっていることを表す [ルール] [V] 動詞辞書形/ない形+ことになっている | 明日の会議は午前10時から始まることになっています。 この教室は先生の許可がないと使えないことになっています。 | – |
ことになる | [意味] 当然そうなる [ルール] [V] 動詞辞書形/ない形+ことになる | 旅行したかったがお金がなくて行かないことになった。 だれもやってくれないので、結局わたしが全部することになる。 | – |
ことはない | [意味] ある行動をする必要がないことを表す [ルール] [V] 動詞辞書形/ない形+ことはない | だれでもできますから、そんなに心配することはないですよ。 急ぐことはないからゆっくり決めてください。 | – |
ごと | [意味] 特定の時間や間隔で繰り返されることを表す [ルール] [N] 時間・日数を表す言葉+おきに | この駅は3分おきに電車が来ます。 この薬は8時間おきに飲んでください。 | おき VS ごと |
込む | [意味] ① 長い時間~する ② 物や体が内部に移動する様子を表す [ルール] [V] 動詞語幹+込む | 社長と部長が話し込んでいます。 口の中に入れたままではなく、飲み込んでください。 | – |
さい(に) | [意味] 特定の場面や機会を指し、フォーマルな状況で「とき」の意味で使われる。 [ルール] [V] 動詞辞書形/た形+さい(に) [N] 名詞+の+さい(に) | 電車を降りる際に、忘れ物がないか確認してください。 お申込みの際に、学生証を見せてください。 | – |
最中(に) | [意味] 何かをしているちょうどそのときに起こる出来事や状況を表す [ルール] [V] 動詞ている+最中(に) [N] 名詞+の+最中(に) | 彼女が話している最中に、誰かがドアをノックする音がしました。 会議の最中に急な連絡が入りました。 | – |
さえ | [意味] 最低限の条件や例を示 して、強調する [ルール] [N] 名詞(+助詞)+さえ | 忙しくて昼ごはんを食べる時間さえありませんでした。 この本は難しい漢字が多すぎて、読み方さえわかりません。 | さえ VS すら |
さえ~ば | [意味] 必要最低条件を示す表現 [ルール] [V] 動詞語幹+さえすれば [A] い形容詞 [Na] な形容詞 [N] 名詞+さえ+動詞/い形容詞/な形容詞/名詞の条件形 | お金さえあれば、何でもできると思っている人がいます。 時間さえあればもっとゆっくり話したいです。 おいしくさえあれば、見た目がきれいでなくても構いません。 部屋が静かでさえあれば、集中して勉強できます。 住所さえわかれば、一人で行けると思います。 | – |
させてくれませんか | [意味] 話し手の行動に対して許可を丁寧に求める表現 [ルール] [V] 動詞使役形て形+くれませんか | 今日は少し早く帰らせてくれませんか。 この計画について意見を言わせてくれませんか。 | – |
させてもらえませんか | [意味] 話し手の行動に対して許可を丁寧に求める表現 [ルール] [V] 動詞使役形て形+もらえませんか | 会議で発表さえてもらえませんか。 提案を一つさせてもらえませんか。 | – |
しかない | [意味] 選択肢が他になく、それをする以外に方法がないことを表す。 [ルール] [V] 動詞辞書形+しかない [N] する動詞の名詞+しかない | この問題は自分で解決するしかないです。 今の状況では諦めるしかないよ。 | – |
しろと(いう) | [意味] 命令や指示を間接的に伝える表現 [ルール] [V] 動詞命令形+という | よく若いうちに苦労しろと言われます。 先生に宿題を忘れるなと注意された。 | – |
じゃない? | [意味] ①「たぶん~だろう・思う」と同じ意味をもつ ②あることを確認するときに使う ③相手への驚きや非難を表す [ルール] [V] 動詞普通形+じゃない(?/!) [A] い形容詞普通形+じゃない(?/!) [Na] な形容詞普通形+じゃない(?/!) [N] 名詞普通形+じゃない(?/!) | ①この道をまっすぐ行けばいいんじゃない? ①そんな格好じゃ寒かったんじゃない? ②あの店は駅から遠くて不便だったんじゃない? ②明日は雨じゃない? ③急に話しかけるなんて、ビックリしたじゃない! ③やればできるじゃない! | – |
ずに | [意味] ~ないでの意味 [ルール] [V] 動詞ない形 *する→せずに | 寝ずに勉強しました。 彼は何も言わずに帰ってしまいました。 | – |
せいで | [意味] 原因や理由を説明する際に、悪い結果や状況を強調する表現 [ルール] [V] 動詞普通形+せいで [A] い形容詞+せいで [Na] な形容詞+せいで [Na] な形容詞 [N] 名詞+の+せいで [N] 名詞+である+せいで | ねぼうしたせいで、電車に乗れませんでした。 体調が悪いせいでパーティーに行けませんでした。 仕事が大変なせいで、友達に会う時間がありません。 雨のせいで運動会が中止になりました。 | – |
だけ | [意味] ~の範囲の限界まで~するという表現 [ルール] [V] 動詞辞書形+だけ [A] い形容詞+だけ [Na] な形容詞+だけ | 暑い日はできるだけ水を飲むようにしてください。 寝たいだけ寝ました。 どうぞ好きなだけ食べてくださいね。 | – |
(ただ)だけでなく(~も) | [意味] ある条件に加えてさらに別の要素があることを表す [ルール] [V] (ただ)動詞普通形+だけでなく [A] (ただ)い形容詞普通形+だけでなく [Na] (ただ)な形容詞+だけでなく [Na] な形容詞 [N] (ただ)名詞+である+だけでなく | 漢字は書くだけでなく読むのも難しいです。 先生の話はおもしろいだけでなく勉強になります。 ワンさんはきれいなだけでなく頭もいいです。 その映画は子供だけでなく、大人にも人気があります。 | – |
たとえ~ても | [意味] 仮にそうであったとしても、状況や態度が変わらないことを表す [ルール] [V] たとえ+動詞て形+も [A] たとえ+い形容詞て形+も [Na] たとえ+な形容詞て形+も [N] たとえ+名詞て形+も | たとえ彼が反対してもわたしは自分の意見を変えません。 たとえ辛くても、努力を続けます。 たとえ静かでも、この場所は好きではありません。 たとえ学生でも、このくらいのことはわかるはずです。 | – |
たところ | [意味] 〜したら〜になった 驚きや新しい発見があったことを説明する時に使う [ルール] [V] 動詞た形+ところ | 先生に相談したところ、すぐにアドバイスをくれました。 この商品を試してみたところ、とても効果がありました。 | – |
たび(に) | [意味] ある行動や出来事が起こるといるも、同じようなことが繰り返されることを表す [ルール] [V] 動詞辞書形+たび(に) [N] 名詞+の+たび(に) | この歌を聞くたびに、昔のことを思い出します。 この本を読むたびに、感動します。 休みのたびにジムに行っています。 | – |
たら~だろう(に) | [意味] 過去の仮定や条件が満たされていれば、別の結果になっただろうと推測する表現 [ルール] [V] 動詞条件形[たら/ば]+だろう(に) [A] い形容詞条件形[たら/ば]+だろう(に) [Na] な形容詞条件形[たら/ば]+だろう(に) [N] 名詞条件形 [たら/ば]+だろう(に) | もっと早く起きていたら、電車に間に合っただろうに。 もう少し暖かければ、外で食事ができただろうに。 彼が真面目ならば、もっと信頼されただろうに。 あなたがリーダーだったら、チームは成功していただろうに。 | – |
たものだ | [意味] 過去の習慣や繰り 返し行っていたことを懐かしむ表現 [ルール] [V] 動詞た形+ものだ | 子供のころはよくこの公園であそんだものだ。 昔はこの道を歩いて学校に通ったものだ。 | – |
だらけ | [意味] あるものが大量にあり、それが好ましくない状態を強調する表現 [ルール] [N] 名詞+だらけ | この部屋はごみだらけで歩くこともできません。 子供がどろだらけになって帰ってきました。 | だらけ VS まみれ |
だろう | [意味] 感嘆や推測を表す表現。特に「~だろう」と感嘆詞の形で使用される場合、話し 手の驚きや深い感情を表す [ルール] [V] 動詞普通形+だろう [A] い形容詞(の)+だろう [Na] な形容詞(の)+だろう [N] 名詞(なの)+だろう | 彼はどれだけ努力したのだろう。 この映画はなんておもしろいのだろう。 子供を育てるのはどんなに大変なことだろう。 なんと美しい人なのだろう。 | – |
ついでに | [意味] ある行動を行う際に、別の行動もすることを表す表現 [ルール] [V] 動詞辞書形/た形+ついでに [N] する動詞の名詞+の+ついでに | 銀行に行くついでに、スーパーにも寄りました。 買い物のついでに郵便局に行きました。 さんぽのついでに花屋できれいな花を買いました。 | ついでに VS ながら |
つもりだ | [意味] 意思や計画、または予定を表す表現 [ルール] [V] 動詞辞書形/ない形+つもりだ | 来週までにレポートを完成させるつもりです。 今日からダイエットを始めるつもりだったのに、ケーキを食べてしまいました。 | – |
っけ | [意味] 確認や思い出そうとする時に使う表現 話し手が情報を曖昧に覚えている時や、相手に確認したい時に用いられる [ルール] [V] 動詞普通形+っけ [A] い形容詞普通形+っけ [Na] な形容詞普通形+っけ [N] 名詞普通形+っけ | このお店、前にも来たことあったっけ。 この料理、こんなに辛かったっけ。 あのレストランって静かだったっけ。 明日の会議、何時からだっけ。 | – |
っぱなし | [意味] ある動作や状態がそのまま続いていることを示す 不注意や非難のニュアンスを含むことがある [ルール] [V] 動詞語幹+っぱなし | 昨日はテレビをつけっぱなしで寝てしまいました。 ドアを開けっぱなしにしないでください。 | – |
ている | [意味] 移動後の状態・状況の変化を表す [ルール] [V] 移動動詞て形+いる | A:社長はいらっしゃいますか。 B:今週は出張に行っています。 今、東京に来ているんです。 | – |
ている場合じゃない | [意味] 何かをするべき状況ではなく、もっと重要なことに集中しなければならない、または急 いでいる状況を表す [ルール] [V] 動詞て形+いる+場合じゃない | ゆっくりしている場合じゃない!急げ! あそんでいる場合じゃない、試験は来週ですよ! | – |
って① | [意味] 引用や伝聞を表し、「~と言っている」や「~だそうだ」という意味で使われる [ルール] [V] 動詞普通形+って [A] い形容詞普通形+って [Na] な形容詞普通形+って [N] 名詞普通形+って | 彼が言っていたけど、来週おきなわに行くんだって。 来週はすごく寒いって。 ジョンさんは元気だって。 このお店、有名なレストランなんだって。 | – |
って② | [意味] 話題の焦点を示し、「~は・~とは・というのは」と同じ意味で使われる 会話でよく用いられるカジュアルな表現 [ルール] [V] 動詞普通形(の)+って [A] い形容詞+って [Na] な形容詞 [N] 名詞+って | 旅行に行くっていいですね。 この部屋って広いですよね。 便利っていいことですが、頼りすぎは良くないです。 木村さんって本当にかっこいいですよね。 | – |
てからでないと | [意味] ある条件が満たされない限り、次の行動や結果に進めないことを表す [ルール] [V] 動詞て形+からでないと | 宿題を終わらせてからでないと、ゲームをしてはいけません。 許可をもらってからでないと、この部屋に入れません。 | – |
てからは | [意味] ある出来事や行動をきっかけに、その後の状況や習慣が変わることを表す [ルール] [V] 動詞て形+からは | 日本に引っ越してからは、毎日日本語を勉強しています。 この本を読んでからは、自分の考え方が大きく変わりました。 | – |
てたまらない | [意味] 感情や欲求が強く、抑えきれない状態を表す [ルール] [V] 動詞て形+たまらない [A] い形容詞て形+たまらない [Na] な形容詞て形+たまらない | 昨日の試験の結果が気になってたまらないです。 新しいスマホがほしくてたまらない。 旅行が楽しみでたまらないよ。 | – |
てほしい | [意味] 他人に対する希望や要求を表し、何かをしてほしい、またはしてほしくないという気持ちを伝える [ルール] [V] 動詞て形+ほしい [V] 動詞ない形+で+ほしい | 親にはずっと元気でいてほしいです。 この仕事を手伝ってほしいんだけどいい? | – |
てもしかたがない (てもしょうがない) | [意味] どれだけ努力や考えをしても、結果が変わらないことや無駄であることを表す [ルール] [V] 動詞て形+もしかたがない/てもしょうがない [A] い形容詞て形+もしかたがない/てもしょうがない [Na] な形容詞て形+もしかたがない/てもしょうがない | 失敗したことをいろいろ言ってもしかたがないです。 電車が遅れているのは天気のせいだから、怒ってもしかたがないよ。 社長が決めたことだから、何を言ってもしょうがないよ。 結果が不満でもしかたがないです。 | てもしかたがない・てもしょうがない VS ても始まらない |
てすむ | [意味] 問題や事態が軽い方法や結果で解決することを表す [ルール] [V] 動詞て形+すむ [A] い形容詞て形+すむ [N] 名詞て形+すむ | この間違いはあやまってすむことではないですよ。 山田さんが出張に行ったので私は行かなくてすみました。 軽いけがですんでよかったです。 | – |
てはじめて | [意味] ある経験や行動を経たあとで初めて理解したり気づくことを表す [ルール] [V] 動詞て形+はじめて | 自分で作ってはじめて、料理の楽しさを知りました。 勉強してはじめて、この科目のおもしろさに気がつきました。 | – |
ても始まらない | [意味] 行動せずに悩んでいても何も変わらないことを表す [ルール] [V] 動詞て形+も始まらない | 心配ばかりしていても始まらないよ。 待っていても始まらないので、まずは行動しよう。 | てもしかたがない・てもしょうがない VS ても始まらない |
と | [意味] ある行動が起こると、その後すぐに別の行動や出来事が続くことを表す [ルール] [V] 動詞辞書形+と | 弟は家に帰ると、すぐにゲームを始めました。 夜ご飯を食べると、父はすぐに仕事に戻りました。 | – |
という | [意味] 伝聞や情報を他者に伝える表現で、ニュースや聞いたことを述べる際に使う [ルール] [V] 動詞普通形+という [A] い形容詞普通形+という [Na] な形容詞普通形+という [N] 名詞普通形+という | 兄から父が入院したという電話がありました。 日本への旅行者が増えていくだろうというニュースを見ました。 このホテルは静かで快適だという評判です。 彼女は有名な作家だという事実を知りませんでした。 | – |
ということだ | [意味] 意味や事実を説明し、相手に知らせるときに使う [ルール] [V] 動詞普通形+ということだ [A] い形容詞普通形+ということだ [Na] な形容詞普通形+ということだ [N] 名詞普通形+ということだ | 天気予報によると、来週から1週間雨が続くということです。 会議は来週に延期されたということです。 そのレストランは静かで上品な雰囲気だということです。 この写真は本物だということです。 | – |
というのは | [意味] ある言葉や物事の定義や意味を説明する際に使う表現 [ルール] [N] 名詞+というのは | 「しょうがない」というのはどういう意味ですか。 「努力」というのは、あきらめないで続けることです。 | – |
というより | [意味] あるものや状況を説明する際、他の何かと比較しつつ、より適切な表現を提示する表現 [ルール] [V] 動詞普通形+というよりも [A] い形容詞普通形+というよりも [Na] な形容詞普通形+というよりも [N] 名詞普通形+というよりも | 声が聞こえないのはマイクが壊れているというより、設定の問題だと思います。 この映画はおもしろいというより、ふしぎです。 マリアさんはきれいというよりもかわいい感じです。 この部屋は事務所というよりも倉庫のようです。 | – |
といっても | [意味] 何かを説明する際に、事実やイメージと多少のズレがあることを示しながら説明する表現 [ルール] [V] 動詞普通形+といっても [A] い形容詞普通形+といっても [Na] な形容詞普通形+といっても [N] 名詞普通形+といっても | 旅行に行くといっても、近くの温泉です。 忙しいといっても、休みが全くないわけではないです。 優秀だといっても、まだ改善すべき点があります。 プロといってもまだまだです。 | – |
通す | [意味] 行動や状態を終わりまで貫く、または続けることを表す表現 [ルール] [V] 動詞語幹+通す | あきらめないで自分の意見を最後まで言い通しました。 一度した約束は守り通さなければなりません。 | – |
とおりに | [意味] 指示や状況、計画に従って物事を進めること、またはその通りに結果が生じることを表す [ルール] [V] 動詞辞書形/た形+とおりに [N] 名詞+の+とおりに [N] 名詞+どおりに | 教科書に書いてあるとおりにやってください。 この地図のとおりに歩けば着きますよ。 | ように VS 通りに |
とか~とか | [意味] 例を挙げる表現で、複数の行動や物を列挙する際に使われる [ルール] [V] 動詞辞書形+とか+動詞辞書形+とか [N] 名詞+とか+名詞+とか | 休みの日はよく映画を見るとか本を読むとかしています。 好きな食べ物はすしとかラーメンです。 息子は仕事が大変だとかおもしろくないとか言っています。 | – |
と~た | [意味] 一つの行動や出来事がきっかけとなって、予期していなかった別の出来事が起こることを表す [ルール] [V] 動詞辞書形+と~た [V] 動詞た形+ら~た | ドアを開けると、知らないねこが家に入ってきました。 ピアノの曲を聞かせると、子供はすぐに寝ます。 | – |
としたら | [意味] ある条件や仮定を設定した場合の話をする際に使う表現 [ルール] [V] 動詞普通形+としたら [A] い形容詞普通形+としたら [Na] な形容詞普通形+としたら [N] 名詞普通形+としたら | 旅行に行くとしたら、どこがいいですか。 この部屋がもっと明るいとしたら、読書がしやすくなりますね。 静かな環境だとしたら、集中できると思います。 旅行先が沖縄だとしたら、夏に行くのがいいですね。 | – |
として | [意味] 役割や立場、視点を示す表現 [ルール] [N] 名詞+として | 教師として学生の成長をいつも考えています。 親として子供の幸せを願っています。 | – |
としても | [意味] 前件の条件が成立しても、後件の条件には影響しないということを表す [ルール] [V] 動詞普通形+としても [A] い形容詞普通形+としても [Na] な形容詞普通形+としても [N] 名詞普通形+としても | 遅れるとしても必ず連絡してください。 忙しいとしても少し休むべきですよ。 静かだとしても、この場所では勉強に集中できません。 冗談だとしても、言っていいことと悪いことがありますよ。 | – |
とすると/とすれば/としたら | [意味] 何かを仮定した場合の結果や状況を考える際に使う表現 [ルール] [V] 動詞普通形+とすると/とすれば/としたら [A] い形容詞普通形+とすると/とすれば/としたら [Na] な形容詞普通形+とすると/とすれば/としたら [N] 名詞普通形+とすると/とすれば/としたら | オーストラリアに行くとするとどこがおすすめですか。 この旅行がキャンセルになるとすれば、お金は返ってきますか。 ゆみさんが元気だとしたら、連絡がないのは変です。 もしその話が本当だとしたら大変ですね。 | – |
とたん(に) | [意味] 何かが起こった瞬間に、次の出来事がすぐに起こることを表す [ルール] [V] 動詞た形+とたん(に) | ドアを開けたとたん、ねこが飛び出してきました。 外に出たとたんに、雨が降り出しました。 | なり VS とたん |
とちゅう(で/に) | [意味] 何かをしている途中の段階で、別の出来事が起こることを表す [ルール] [V] 動詞辞書形+とちゅう(で/に) [N] 名詞+の+とちゅう(で/に) | 仕事のとちゅうで、せんぱいに呼ばれました。 家に帰るとちゅうで、コンビニに寄りました。 | 途中で VS うちに |
とともに | [意味] 一緒に何かをすることや、何かが同時に起こることを表す また、同時に進行する変化を示す場合もある [ルール] [N] 名詞+とともに | 友達にプレゼントとともに、手紙もわたしました。 子供たちは成長とともに、親からはなれていきます。 | – |
とのことだ | [意味] 他人から聞いた情報や伝聞を述べるときに使う表現 [ルール] [V] 動詞普通形+とのことだ [A] い形容詞普通形+とのことだ [Na] な形容詞普通形+とのことだ [N] 名詞普通形+とのことだ | 彼は仕事が忙しいとのことです。 今週末は寒くなるとのことです。 このホテルは静かで快適とのことです。 試験は予定通り行われるとのことです。 | – |
とは限らない | [意味] 必ずしもそうではない、例外がある場合を表す [ルール] [V] 動詞普通形+とは限らない [A] い形容詞普通形+とは限らない [Na] な形容詞普通形+とは限らない [N] 名詞普通形+とは限らない | すれば必ず成功するとは限らないよ。 高いものが必ずいいとは限りません。 便利なものが常に必要とは限りません。 テレビで言っていることがすべて正しいとは限らないです。 | – |
とみえて | [意味] 表面的な様子や状況から推測されることを表す [ルール] [V] 動詞普通形+とみえて/とみえる [A] い形容詞普通形+とみえて/とみえる [Na] な形容詞普通形+とみえて/とみえる [N] 名詞普通形+とみえて/とみえる | 彼は何か良いことがあったとみえて、うれしそうです。 彼女は忙しいとみえて、全然連絡がありません。 彼女は自由とみえて、実は忙しい毎日を送っているようです。 彼は学生とみえて、いつも教科書を持っています。 | – |
どんなに/いくら~ても | [意味] どれだけ~しても、結果や行動が変わらないことを表す [ルール] [V] どんなに+動詞て形+も [A] どんなに+い形容詞て形+も [Na] どんなに+な形容詞て形+も [N] どんなに+名詞て形+も | どんなに反対されても、ゆめをあきらめません。 どんなに寒くても、アイスを食べるのが好きです。 どんなに駅から遠くて不便でも、この家が気に入っています。 どんなにお金がなくても、幸せに暮らせます。 | – |
ないわけにはいかない | [意味] 社会的なルールや責任、状況から考えて、~することができないことを表す [ルール] [V] 動詞ない形+わけにはいかない | 結婚式に招待されたので、行かないわけにはいかない。 頼まれた仕事なので、やらないわけにはいかないですよ。 | – |
直す | [意味] 失敗や不完全なことをもう一度やり直して正すことを表す [ルール] [V] 動詞語幹+直す | きれいに字が書けなくて何度も書き直しました。 うまくできるまでやり直します。 | – |
なと(いう) | [意味] 他者の言った言葉や命令、指示を引用する際に使う [ルール] [V] 動詞命令形+という | 母に食事中にケータイを見るなとしかられました。 先生にろうかを走るなと言われました。 | – |
など | [意味] ①例を挙げる時 ②謙遜する時 ③相手を軽視する時 [ルール] [N] 名詞(+助詞)+など | ①今までにアメリカや中国などに行ったことがあります。 ②わたしなどお役に立てません。 ③こんな本など、読まなくてもいいと思います。 | – |
なんか | [意味] ①例を挙げる時 ②謙遜する時 ③相手を軽視する時 [ルール] [N] 名詞(+助詞)+なんか | ①A「プレゼントは何がいいかな。」 B「おかしなんかどう?」 ②わたしなんか全然日本語が上手くないですよ。 ③彼になんか負けたくないです。 | – |
なんて | [意味] ①例を挙げる時 ②謙遜する時 ③相手を軽視する時 [ルール] [N] 名詞(+助詞)+なんて | ①A「どこかおもしろいところへ行きたいな。」 B「オーストラリアなんていいんじゃない?」 ②A「おくさん、きれいですよね。」 B「きれいなんて、そんなこといですよ。」 ③勉強なんてあとでやればいいよ。 | – |
において | [意味] ある場所、分野、状況を示し、「~で」「~においては」と同じように使われる [ルール] [N] 名詞+において | 会議は東京において行われます。 その問題は社会全体において考えなければいけないことです。 | – |
に関わりなく | [意味] 条件や状況に左右されずに同じ結果や行動が行われることを表す [ルール] [N] 名詞+に関わりなく | 経験に関わりなく、なんでもやってみることが大切です。 参加するしないに関わりなく、返事はください。 | – |
に限る | [意味] 特定の状況や行動が一番適している、または良いという意味を表す [ルール] [V] 動詞辞書形/ない形+に限る [N] 名詞+に限る | 疲れたときには早く寝るに限ります。 暑い日には冷たいアイスに限るね。 | – |
にかけては | [意味] 特定の能力や分野において、他より優れていることを表す [ルール] [N] 名詞+にかけては | 彼は計算の速さにかけては、誰にも負けません。 勉強にかけては、彼女はクラスで一番です。 | – |
に代わって | [意味] あるものが別のものに代わること、または誰かの代理を務めることを表す [ルール] [N] 名詞+に代わって | せんぱいに代わって、わたしが会議に行くことになりました。 手紙に代わって、メールでの連絡が増えました。 | 代わりに VS に代わって |
にくらべて | [意味] 何かを基準にして比較することを表す [ルール] [N] 名詞+にくらべて | 去年にくらべて、今年の冬はあたたかいです。 東京にくらべていなかは物価が安いです。 | に比べて VS にひきかえ |
に決まっている | [意味] 話者が何かを強く確信していることを表す [ルール] [V] 動詞普通形+に決まっている [A] い形容詞+に決まっている [Na] な形容詞な+に決まっている [Na] な形容詞 [N] 名詞+に決まっている [N] 名詞+である+に決まっている | あのチームはとても強いから、勝つに決まっているよ。 こんな安い商品は、品質が悪いに決まっています。 これを全部終わらせるなんて無理に決まっているよ。 そんな話、うそに決まっています。 | – |
に対して | [意味] 二つのものを比較したり、一方がもう一方に対して行動を起こすことを表す [ルール] [V] 動詞普通形+に対して [A] い形容詞+の+に対して [Na] な形容詞+の+に対して[Na] な形容詞 [N] 名詞+である+の+対して | スポーツが好きな兄に対して、弟は本を読むのが好きです。 リビングは明るいのに対して、この部屋は暗いです。 いなかは静かなのに対して、都会はにぎやかです。 両親に対して、感謝の気持ちを忘れないようにしたいです。 | – |
にちがいない | [意味] 話者があることを強く確信している場合に使う表現 [ルール] [V] 動詞普通形+にちがいない [A] い形容詞+にちがいない [Na] な形容詞+にちがいない [Na] な形容詞 [N] 名詞+にちがいない [N] 名詞+である+にちがいない | こんなに努力しているのだから、成功するにちがいないです。 この店の料理はとてもおいしいにちがいありません。 彼は真面目であるにちがいないです。 あの人が怒っているのは、何か理由があるにちがいないよ。 | – |
について | [意味] 話題や対象を指し、「~に関して」とほぼ同じ意味で使われる [ルール] [N] 名詞+について | 日本の歴史について調べています。 先生に文法について質問しました。 | について VS に関して |
にとって | [意味] ある人物や立場から見た評価や判断を表す [ルール] [N] 名詞+にとって | この結果は彼にとって大きな意味があります。 それはわたしにとって、むずかしい問題でした。 | – |
に反して | [意味] 期待やルール、希望などに逆らう行動や結果を表す [ルール] [N] 名詞+に反して | 期待に反して試験の結果は悪かったです。 両親の希望に反して、彼は大学へ行きませんでした。 | – |
にしたがって | [意味] 一方の変化に伴って他方も変化することを表す [ルール] [V] 動詞辞書形+にしたがって [N] する動詞の名詞+にしたがって | 年を取るにしたがって、体が弱くなってきました。 気温の低下にしたがって、風邪をひく人がふえます。 | に従って VS に沿って に従って VS に伴って |
にしても(にしても) | [意味] ある事柄を挙げ、その例が他の事柄にも当てはまることを示す また、程度の違いがあっても結論は同じであることを表す [ルール] [V] 動詞辞書形+にしても(動詞辞書形+にしても) [N] 名詞+にしても(名詞+にしても) | 東京にしても大阪にしても物価は高いです。 映画にしても本にしても、おもしろいものが好きです。 | – |
につき | [意味] Nに対してどのぐらい費用や時間がかかるのかを説明する [ルール] [N] 名詞+につき | 面接は一人につき30分ぐらいです。 ホテルの宿泊料金は一泊につき12000円です。 | – |
につれて | [意味] 一方が変化するのに伴って、他方も同時に変化していくことを表す [ルール] [V] 動詞辞書形+につれて [N] する動詞の名詞+につれて | 気温が上がるにつれて、冷たい飲み物が売れ始めます。 人気が出るにつれて、彼の生活は忙しくなりました。 子供の成長につれて、夫婦の時間がとれるようになってきました。 | – |
によって① | [意味] 原因、手段、方法、違い、条件などを表す [ルール] [N] 名詞+によって | 気候によって、育つ野菜の種類が異なります。 人によって考え方はさまざまです。 不注意によって大きな事故が起きました。 | によって VS によっては 4種類の「~によって」 |
によって② | [意味] 受け身の動作主を表す [ルール] [N] 名詞+によって | 電球はエジソンによって発明されました。 この絵は有名な画家によってかかれました。 | 4種類の「~によって」 |
によっては | [意味] 条件や状況によって、結果が異なる場合があることを表す [ルール] [N] 名詞+によっては | 人によっては、この映画がつまらないと思うでしょう。 気温によっては、明日雪になるかもしれません。 | によって VS によっては |
によると | [意味] 情報の出所や伝聞の根拠を示し、「~によれば」と同じ意味で使われる [ルール] [N] 名詞+によると | 医者によると、父の体調は良くなるそうです。 ニュースによると不景気はまだ続くそうです。 | – |
にわたって | [意味] ある時間や範囲に広く及ぶことを表す [ルール] [N] 名詞+にわたって | 会議は3時間にわたって続けられました。 彼は10年以上にわたって日本語の研究しています。 | – |
はずがない | [意味] 何らかの根拠に基づいて、「~はあり得ない」という強い否定を表す [ルール] [V] 動詞普通形+はずがない [A] い形容詞+はずがない [Na] な形容詞+はずがない [Na] な形容詞 [N] 名詞+の+はずがない [N] 名詞+である+はずがない | ぜんぜん勉強しないで試験に合格するはずがないです。 こんな寒い日に外に出たいはずがありません。 いつも忙しそう彼がひまなはずがないよ。 あれが彼の作品のはずがないです。 | – |
反面/半面 | [意味] 一つの事柄について、良い面と悪い面や相反する特徴があることを表す [ルール] [V] 動詞普通形+反面/半面 [A] い形容詞+反面/半面 [Na] な形容詞+反面/半面 [Na] な形容詞 [N] 名詞+である+反面/半面 | 給料が増えた反面、忙しくなって家族と過ごす時間が減りました。 この薬は効果が大きい反面、ねむくなることがあります。 新しい技術は便利な反面、環境に悪いこともあります。 試験に不合格でショックである反面、努力が足りなかったと納得もしています。 | 一方で VS 反面 |
は別として | [意味] 特定の事柄を条件や前提から除外することを表す [ルール] [V] 動詞普通形+は別として [A] い形容詞普通形+は別として [Na] な形容詞普通形+は別として [N] 名詞普通形+は別として | 天気の悪さは別として、旅行はとても楽しかったです。 難しいのは別として、この本は面白いです。 結果は別として、頑張ったことが大切です。 見た目は別として、この料理はおいしいです。 | – |
はもちろん | [意味] ある事柄が当然のこととして挙げられるだけでなく、他の事柄についても強調されることを表す [ルール] [N] 名詞(+助詞)+はもちろん | 健康のためには運動はもちろん、食事も大切です。 彼は勉強はもちろん、スポーツも得意です。 | – |
場合 | [意味] 条件や状況に応じて、対応や結果が変わる場合を表す [ルール] [V] 動詞普通形+場合 [A] い形容詞+場合 [Na] な形容詞+場合 [N] 名詞+の+場合 | 休む場合は必ず連絡をください。 おなかが痛い場合はこの薬を飲んでください。 資料が必要な場合はお渡ししますね。 雨の場合、イベントは中止になります。 | – |
ばかりでなく | [意味] 一つの事柄に加えて、さらに別の事柄も成り立つことを表す [ルール] [V] 動詞普通形+ばかりでなく [A] い形容詞+ばかりでなく [Na] な形容詞+ばかりでなく [Na] な形容詞 [N] 名詞+である+ばかりでなく | 彼女は歌が上手なばかりでなく、ダンスも得意です。 このレストランは安いばかりでなく、料理もおいしいです。 この映画は感動的なばかりでなく、学ぶことも多いです。 彼は優秀な学生であるばかりでなく、ボランティア活動にも熱心です。 | – |
ば~のに | [意味] ある条件が満たされれば、実現していたことや状況を悔やむ場合に使う [ルール] [V] 動詞条件形~のに [A] い形容詞条件形~のに [Na] な形容詞条件形~のに [N] 名詞条件形~のに | 傘を持っていれば、ぬれなかったのに。 すごくおもしろいイベントだったよ。一緒に来れば良かったのに。 日本語がもっと上手ならば、日本で働けるのに。 時間があれば、彼と会えたのに。 | – |
ば~ほど | [意味] 条件が強まるにつれて、結果や程度が大きくなることを表す [ルール] [V] 動詞条件形+動詞辞書形~ほど [A] い形容詞条件形+い形容詞~ほど [Na] な形容詞条件形+な形容詞~ほど | 見れば見るほど、その絵の美しさに感動します。 駅に近ければ近いほど、家賃も高くなります。 試験は簡単なら簡単なほど嬉しいです。 | – |
ふりをする | [意味] 実際にはそうではないのに、そうであるかのように装うことを表す [ルール] [V] 動詞普通形+ふりをする [A] い形容詞普通形+ふりをする [Na] な形容詞+ふりをする [N] 名詞+の+ふりをする | 彼は何も知らないふりをしています。 子供はお腹が痛いふりをして母親の気を引こうとしました。 彼女は元気なふりをしていますが、実はとても疲れているようです。 彼は病気のふりをして学校を休みました。 | ふりをする VS まねをする |
ぶり | [意味] ①人や物事の様子や行動を表す表現 ②時間の経過を表すこともある [ルール] [V] 動詞語幹+ぶり/っぷり(様子) [N] 名詞+ぶり | ①彼女の仕事ぶりは本当にすばらしいです。 ②彼とは10年ぶりに再会しました。 | 「ぶり」の使い方2種 |
べきだ | [意味] 義務や当然の行動を表し、強い助言や意見を示すときに使う [ルール] [V] 動詞辞書形+べきだ | 人には親切にするべきだと思います。 この問題は早く解決すべきです。 | – |
ほかない | [意味] 他に選択肢がなく、それをするしかない状況を表す [ルール] [V] 動詞辞書形+(より)ほかない | バスが来ないなら、歩いて行くほかないね。 体調がなかなか良くならないので、医者に行くほかないです。 | – |
ほど① | [意味] ある事柄の程度を表す [ルール] [V] 動詞普通形+ほど [A] い形容詞+ほど [N] 名詞+ほど | あの日は忘れられないほど、すてきな日でした。 この料理は忘れられないほどおいしいです。 マリアさんほど日本語が上手話せたらいいのにな。 | – |
ほど② | [意味] ある条件が強まるにつれて、結果が変わることを表す [ルール] [V] 動詞普通形+ほど [A] い形容詞+ほど [Na] な形容詞+ほど [N] 名詞+ほど | 勉強するほど知識が増えます。 山は高いほどけしきが美しいです。 真面目なほど人から信頼されます。 | – |
ほど~ない | [意味] ある事柄が比較対象よりも劣ることを表す [ルール] [N] 名詞+ほど~ない | あの先生ほどきびしい人はいません。 今日は昨日ほど寒くないです。 | – |
まで | [意味] ある範囲や程度が通常よりも広がっていることを強調し、その意外性を示す [ルール] [N] 名詞(+助詞)+まで | 寝る時間まで使って、毎日勉強しています。 両親にまでお金を借りて日本に留学しました。 | – |
向きに | [意味] ある特定の対象に適していることを表す [ルール] [N] 名詞+向きに | この映画は子ども向きに作られています。 この服のデザインはシンプルで、大人向きだと思います。 | – |
向けに | [意味] 特定の対象や目的のために意図的に作られたり準備されたりしたことを表す [ルール] [N] 名詞+向けに | この商品は海外の人向けに作られました。 子ども向けに安全なおもちゃをえらびました。 | – |
も~ば・~も | [意味] 複数の事柄を並べて、全てが成立していることを表す [ルール] [V] 名詞+も+動詞条件形+名詞+も [A] 名詞+も+い形容詞条件形+名詞+も [Na] 名詞+も+な形容詞条件形+名詞+も | このレストランは料理もおいしければ、サービスもすばらしいね。 この町は海もあれば、山もあって自然がゆたかです。 | – |
ようがない | [意味] 何かをしたいが、その手段や方法が全くないことを表す [ルール] [V] 動詞語幹+ようがない | そんなに遠い場所には歩いて行きようがないよ。 彼の連絡先がわからないので、連絡しようがないです。 | – |
ようとしない | [意味] ある行動や態度を全く取ろうとしない様子 [ルール] [V] 動詞意向形+としない | 彼は最後まであきらめようとしませんでした。 弟が言うことを父は聞こうとしません。 | – |
ように① | [意味] 例示や類似を表し、「~のように」と比べる対象や方法を示すときに使われる [ルール] [V] 動詞普通形+ように [A] い形容詞普通形+ように [Na] な形容詞普通形+ように [Na] な形容詞 [N] 名詞+である+ように | あなたが話したように、やってみます。 彼女はまじめなように見えるが、実はそうでもないです。 これと同じように書類を書いてください。 この景色は夢のように美しいです。 | – |
ように② | [意味] 希望や目的を表す表現で、「~するために」「~しないために」の意味を持つ [ルール] [V] 動詞辞書形/ない形+ように | 試験に合格できるように一生懸命勉強します。 遅刻しないように早めに家を出ます。 | – |
ようにして | [意味] 方法や態度を指示する際に使われます。「~するように努力して」といったニュアンスを含む [ルール] [V] 動詞辞書形+ようにして | 先生が書くようにして、漢字を練習してください。 このドアはこわれているので、ゆっくり押すようにして開けてください。 | – |
連用中止 | [意味] 複数の動作や状況を並列して述べる際に使われ、形式的な文章に多く用いられる [ルール] [V] 動詞語幹 | 雨が降り、風が強くなってきました。 友達に会い、話をし、楽しい時間を過ごしました。 | – |
わけがない | [意味] 理由や根拠から判断して、「~はあり得ない」「~するはずがない」と断定する表現 [ルール] [V] 動詞普通形+わけがない [A] い形容詞普通形+わけがない [Na] な形容詞+わけがない [Na] な形容詞 [N] 名詞+の+わけがない [N] 名詞+である+わけがない | 彼が約束を忘れるわけがないよ。 こんな高価なものを買えるわけがないです。 ブランドのバックがこんなに安いわけがないよ。 これが本物の宝石であるわけがありません。 | わけがない VS わけではない VS わけにはいかない |
わけだ | [意味] 理由や根拠を述べた上で、「だから~という結果になる」という意味を表す [ルール] [V] 動詞普通形+わけだ [A] い形容詞普通形+わけだ [Na] な形容詞+わけだ [Na] な形容詞 [N] 名詞+の+わけだ [N] 名詞+である+わけだ | この道を行けば駅に着くわけだね。 寒いわけだ、雪が降っているよ。 ジョンさんは日本語が上手なわけだ、毎日勉強しているから。 これが売れ筋商品のわけだ、デザインが素晴らしいからね。 | わけがない VS わけではない VS わけにはいかない |
わけではない | [意味] 全面的に肯定や否定をするわけではないが、部分的に違うことを示す [ルール] [V] 動詞普通形+わけではない [A] い形容詞普通形+わけではない [Na] な形容詞+わけではない [Na] な形容詞 [N] 名詞+の+わけではない [N] 名詞+である+わけではない | 熱があるわけではないけど、少ししんどいです。 すごく寒いわけではないけど、少し肌寒いね。 彼が嫌いなわけではないけど、あまり話したことがないです。 間違いのわけではないけど、もっといい答えがあります。 | わけがない VS わけではない VS わけにはいかない |
わけにはいかない | [意味] 道徳的、社会的、または状況的に許されないことを表す [ルール] [V] 動詞辞書形+わけにはいかない | 約束を破るわけにはいかないよ。 子どもの前で泣くわけにはいかないから、必死にがまんしました。 | – |
わりに | [意味] 期待に反して結果が異なることを示す [ルール] [V] 動詞普通形+わりには [A] い形容詞普通形+わりには [Na] な形容詞+わりには [Na] な形容詞 [N] 名詞+の+わりには [N] 名詞+である+わりには | 全然勉強しなかったわりにはテストの点数は良かったです。 このホテルは安いわりに、とても快適です。 この仕事は仕事は大変なわりには、給料が低いです。 たろうくんはまだ子供のわりに、大人の言うことをよく理解しています。 | にしては VS わりに |
をきっかけに | [意味] 何かが始まる、または変わる直接の原因や契機を示す [ルール] [N] 名詞+をきっかけに | この本をきっかけに、読書が好きになりました。 病気をきっかけに、健康に気を付けるようになりました。 | – |
を込めて | [意味] ある感情や思いを行動や物に込めることを示す [ルール] [N] 名詞+を込めて | 感謝の気持ちを込めて、手紙を書きました。 心を込めて作った料理です。 | – |
を中心として | [意味] 特定の物や人を中心として、物事が展開することを示す [ルール] [N] 名詞+を中心として | このプロジェクトは若者を中心として進められています。 都心を中心として交通が混雑しています。 | – |
を通じて | [意味] 媒介や手段を通じて、何かを行うことを示す [ルール] [N] 名詞+を通じて | インターネットを通じて、世界中の人々とつながることができます。 友達を通じて、主人と出会いました。 | – |
を通して | [意味] 手段や期間を介して何かが行われることを示す [ルール] [N] 名詞+を通して | このプロジェクトを通して、多くの経験を得ることができました。 一年を通して、この町は観光客でにぎわいます。 | – |
をもとに(して) | [意味] 特定の情報や事実を基にして、何かを作り出したり判断したりすることを示す [ルール] [N] 名詞+をもとに(して) | この映画は本当にあった話しをもとにして作られました。 彼の意見をもとにして、新しい計画が決まりました。 | – |