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JLPT N1 文法一覧


文法意味・ルール例文日本語Navi
あっての[意味]
あるものがあるから、もう一方いっぽうが成り立な たつ・価値かちがあることを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+あっての
努力どりょくあっての成功せいこうです。
信頼しんらいあってのビジネスです。
–
いかんで[意味]
程度ていどや種類しゅるいに対応たいおうして、状況じょうきょうが変かわる・考かんがえを決きめることを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞(+の)+いかんで
明日あしたの天気てんきいかんで、キャンプに行いくかどうか決きめよう。
彼かれの反応はんのういかんで、この計画けいかくを進すすめるかどうか決きめます。
いかんで VS いかんでは
いかんでは[意味]
条件じょうけんに基もとづいて、状況じょうきょうや結果けっかや変かわることを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞(+の)+いかんでは
その提案ていあんはいかんでは、プロジェクトの方向ほうこう性せいを変かえるかもしれません。
状況じょうきょういかんでは、この問題もんだいは解決かいけつできないかもしれません。
いかんで VS いかんでは
いかんに関かかわらず[意味]
あることがどういった状況じょうきょうであっても関係かんけいなく、その後あとの結果けっかや状況じょうきょうが変かわらないことを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞(+の)+いかんに関かかわらず
彼かれの意見いけんいかんに関かかわらず、計画けいかくは変更へんこうしないつもりです。
成績せいせきの良し悪よ あしいかんに関かかわらず、全員ぜんいんが卒業そつぎょうします。
–
いかんによらず[意味]
「いかんにかかわらず」と同おなじ意味いみをもつ
あることがどういった状況じょうきょうであっても関係かんけいなく、その後あとの結果けっかや状況じょうきょうが変かわらないことを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞(+の)+いかんによらず
成績せいせきいかんによらず、すべての生徒せいとが参加さんかできます。
あなたの意見いけんいかんによらず、この決定けっていは変かわりません。
–
限かぎりだ[意味]
話はなし手てが感情かんじょうを強つよく言いうときの表現ひょうげん

[ルール]
[A] い形容詞+限かぎりだ
[Na] な形容詞+限かぎりだ
彼かれが成功せいこうしたと聞きいて、嬉うれしい限かぎりだ。
こんな面白おもしろい話はなしを聞きけて、愉快ゆかいな限かぎりだ。
–
かたがた[意味]
1つの行動こうどうがいくつかの目的もくてきをもち、その目的もくてきを同時どうじに達成たっせいするということを表あらわす

[ルール]
[V] する動詞の名詞+かたがた
この本ほんを持もっていくかたがた、お礼れいの手紙てがみを渡わたしました。
旅行りょこうかたがた、友達ともだちに会あいに行いきました。
–
かたわら[意味]
職業しょくぎょうや立場たちばなど主しゅとなるものがありながら、別べつの活動かつどうもしていることを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞辞書形+かたわら
[N] 名詞+の+かたわら
彼女かのじょは仕事しごとのかたわら、ボランティア活動かつどうも行おこなっています。
彼かれは本ほんを読よむかたわら、音楽おんがくも聴きいています。
–
かと思おもいきや[意味]
そう思おもったことが実際じっさいは違ちがったと言いいたいときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞普通形+かと思いきや
[A] い形容詞普通形+かと思いきや
[Na] な形容詞普通形+かと思いきや
[N] 名詞普通形+かと思いきや
彼かれはすぐに来くるかと思おもいきや、結局けっきょく来きませんでした。
寒さむいかと思おもいきや、意外いがいと暖あたたかかったです。
この問題もんだいは簡単かんたんかと思おもいきや、解とくのに時間じかんがかかりました。
彼かれは先生せんせいかと思おもいきや、生徒せいとでした。
–
からある/する/からの[意味]
数量すうりょうや程度ていどが大おおきいことを強調きょうちょうするときに使つかう

[ルール]
[N] 数量+からある/+からの
[N] 値段+からする/+からの
1000人にんからの参加さんか者しゃが集あつまりました。
このイベントに参加さんかするには、1万まん円えんからするチケットを買かわなければいけません。
–
かれ~かれ[意味]
程度ていどに差さがあっても、必かならず何なにかがある・影響えいきょうがあると言いいたいときの表現ひょうげん

[ルール]
[A] い形容詞い+かれ+い形容詞い+かれ
遅おそかれ早はやかれ、結果けっかがわかるでしょう。
高たかかれ安やすかれ、品質ひんしつが良よければ問題もんだいありません。
–
がてら[意味]
目的もくてきのある行動こうどうをするときに、ついでにもう1つ行動こうどうをすることを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞語幹+がてら
[N] する動詞の名詞+がてら
散歩さんぽがてら、近ちかくのカフェに寄よってみました。
買かい物ものがてら、友達ともだちと会あう予定よていです。
–
が早はやいか[意味]
あることが起おこるとすぐ直後ちょくごにもう1つのことが起おこる様子ようすを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞辞書形+が早いが
彼かれがドアを開あけるがはやいか、子こどもたちは部屋へやに駆け込か こみました。
彼かれが話はなし終おわるがはやいか、皆みなが笑わらい出だしました。
–
きっての[意味]
場所ばしょや集団しゅうだんなどの範囲はんいの中なかで、最もっとも良よいものや代表だいひょう的てきなものを言いいたいときに使つかう

[ルール]
[N] 名詞+きっての
彼かれは日本にほんきっての人気にんき俳優はいゆうです。
これは世界せかいきっての美うつくしい景色けしきです。
–
きらいがある[意味]
ある傾向けいこうになりやすいことを批判ひはん的てきに言いいたいときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞辞書形/ない形+きらいがある
[N] 名詞+の+きらいがある
彼かれは何なんでもすぐにあきらめるきらいがあります。
彼女かのじょは人ひとに頼たのむのを嫌いやがるきらいがあります。
–
極きわまる[意味]
極端きょくたんな状態じょうたいや限度げんどを超こえた状況じょうきょうを表あらわす
不快ふかい感かんや批判ひはん的てきな気持きもちを強つよく言いいたいときの表現ひょうげん

[ルール]
[Na] な形容詞な+極まる
あんなに大声おおごえで話はなすのは、失礼しつれい極きわまる行動こうどうです。
彼かれの無む関心かんしんな態度たいどには不ふ愉快ゆかい極きわまります。
–
こととて[意味]
やや古ふるくてフォーマルな表現ひょうげん
謝罪しゃざいの理由りゆうをや許ゆるしを求もとめるときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞普通形+こととて
[A] い形容詞普通形+こととて
[Na] な形容詞+こととて
[N] 名詞+の+こととて
急きゅうなお願ねがいで失礼しつれいすることとて、何卒なにとぞご理解りかいください。
体調たいちょう不良ふりょうのこととて、今日きょうはお休やすみさせていただきます。
–
ごとき/ごとく[意味]
「ように」と同おなじ意味いみをもつ古ふるい表現ひょうげん

[ルール]
[V] 動詞普通形+ごとき/ごとく
[N] 名詞+の+ごとき/ごとく
[N] 名詞+である+ごとき/ごとく
彼女かのじょは月つきのごとく美うつくしいです。
夢ゆめのごとく幸しあわせな時間じかんでした。
弓ゆみのごとく引ひかれた線せんで、この絵えがより魅力みりょく的てきになっています。
–
始末しまつだ[意味]
あることが最終さいしゅう的てきに非常ひじょうに悪わるい結果けっかになったことを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞辞書形+始末だ
そんなことを言いったら、結局けっきょく、みんなに嫌きらわれる始末しまつです。
遅刻ちこくして、社長しゃちょうに怒おこられる始末しまつだ。
–
術すべがない[意味]
何なにもする方法ほうほうやがない、何なにもすることができないことを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞辞書形+術がない
この問題もんだいには術すべがない。どうしても解決かいけつできないよ。
大事だいじな時計とけいが壊こわれましたが、古ふるくて修理しゅうりする術すべがありません。
–
すら[意味]
「さえ」と同おなじ意味いみをもつ
最もっとも基本きほん的てきなことや最小さいしょう限げんのことを例れいにして、そのことも不ふ可能かのうな状態じょうたい・難むずかしい状況じょうきょうであることを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+すら
彼かれは漢字かんじすら書かけません。
優秀ゆうしゅうな彼かれですらこの問題もんだいを解とけないのに、私わたしにできるわけがないよ。
さえ VS すら
ずくめ[意味]
あることで満みたされている・あることが連続れんぞくして起おこる様子ようすを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+ずくめ
この店みせの料理りょうりは辛からいものずくめです。
今年ことしはいい仕事しごとを見みつけて、素敵すてきな人ひとにも出会であえていいことずくめです。
ずくめ VS まみれ
ずにはおかない[意味]
①自然しぜんと結果けっか的てきに起おこること、そういう気持きもちになることを表あらわす
②必かならず何なにかを達成たっせいするという意欲いよくや方針ほうしんなどの強つよい気持きもちを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞ない形ない+ずにはおかない
[V] 動詞ない形+では+おかない
*しない→せずにはおかない
①あの歌うたを聞きくと、歌うたわずにはおかない気持きもちになります。
①この映画えいがを見みたら、涙なみだせずにはおかないよ。
②彼かれはどんなことがあっても、必かならず成功せいこうさせずにはおかないです。
②犯人はんにんを必かならず捕つかまえずにはおかない。
–
ずにはすまない[意味]
その場ばやある状況じょうきょうにおいて感かんじた強つよい義務ぎむや責任せきにんの気持きもち、または避さけられない結果けっかを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞ない形ない+ずにはすまない
[V] 動詞ない形+では+すまない
*しない→せずにはすまない
あんなことをしたからには、謝あやまらずにはすまない。
この失敗しっぱいは、責任せきにんを取とらないではすまないでしょう。
約束やくそくを破やぶったことについては、必かならず説明せつめいせずにはすまない。
–
そばから[意味]
あることをしてもすぐにまた何なにかが起おこる様子ようすを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞辞書形/た形+そばから
彼かれは本ほんを読よむそばから、すぐに寝ねてしまうそうです。
そうじをするそばから、子こどもたちがまた散ちらかしてしまいます。
–
たためしがない[意味]
過去かこに一いち度ども経験けいけんがない、そのような結果けっかになったことがないことを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞た形+ためしがない
彼かれは、やると言いってやったためしがありません。
ジョンさんは時間じかん通どおりに来きたためしがない。
–
ただ~のみ[意味]
他ほかのものを除のぞいて、1つだけに限定げんていして強調きょうちょうするときの表現ひょうげん

[ルール]
[V] ただ+動詞普通形+のみ
[A] ただ+い形容詞普通形+のみ
[Na] ただ+な形容詞普通形+のみ
[Na] ただ+な形容詞 な+である+のみ
[N] ただ+名詞普通形+のみ
[N] ただ+名詞+である+のみ
試験しけんの結果けっかがどうなるか、ただ祈いのるのみです。
今いまの生活せいかつはただ辛つらいのみで、明あかるい未来みらいが想像そうぞうできない。
ただ有名ゆうめいであるのみで、彼かれには実力じつりょくが伴ともなっていません。
昨日きのうのパーティーではただ挨拶あいさつのみで、ほとんど交流こうりゅうがありませんでした。
–
た弾はずみに/拍子ひょうしに[意味]
何なにかをきっかけに自然しぜんにまたは偶然ぐうぜんあることが起おきることを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞た形+弾みに/拍子に
彼かれのやさしい言葉ことばを聞きいた弾はずみに、涙なみだが出でてきました。
倒たおれた拍子ひょうしに、電話でんわが壊こわれてしまいました。
–
たところで[意味]
もしある行動こうどうや努力どりょくしても、期待きたいした結果けっかや効果こうかが得えられないことを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞た形+ところで
今いまから勉強べんきょうしたところで、試験しけんには受うかりそうもないよ。
いくら頼たのんだところで、彼かれは手伝てつだってくれないでしょう。
–
た分ぶんだけ[意味]
ある行為こういの程度ていどの時間じかんに応おうじて、結果けっかや影響えいきょうが変かわることを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞た形+分だけ
勉強べんきょうした分ぶんだけ、試験しけんの結果けっかが良よくなりました。
経験けいけんを積つんだ分ぶんだけ、以前いぜんよりもお客きゃく様さまへの応対おうたい力りょくが上あがりました。
–
たまでだ/ことだ[意味]
ある行動こうどうを特別とくべつな扱あつかいをせず、当然とうぜんのことをしただけだと言いいたいときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞た形+までだ/までのことだ
人ひととして当あたり前まえのことをしたまでです。
困こまっている人ひとを助たすけたまでだよ。
–
たら最後さいご[意味]
ある状況じょうきょうを仮定かていして、もしそのようになったら、元もとの状態じょうたいには戻もどらない・全すべてが終おわるといった最悪さいあくの結果けっかを強調きょうちょうする表現ひょうげん

[ルール]
[V] 動詞た形+ら最後
そんなことをしたら最後さいご、もう誰だれも信しんじてくれなくなるよ。
一いち度ど彼かれを怒おこらせたら最後さいご、なかなか機嫌きげんを直なおしてくれません。
–
たりとも~ない[意味]
1と助じょ数詞すうしを使つかって最小さいしょう単位たんいを極限きょくげんまで否定ひていする表現ひょうげん

[ルール]
[N] 1+助数詞+たりとも~ない
一いっ分ぷんたりとも無駄むだにしてはなりません。
結局けっきょく、彼かれは一言ひとことたりとも話はなしませんでした。
–
たる[意味]
立場たちばを表あらわす言葉ことばと一緒いっしょに使つかい、その立場たちばに対たいする理想りそう的てきな態度たいどや姿勢しせいを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+たる
リーダーたる者もの、部下ぶかを守まもる責任せきにんがあります。
社会しゃかい人じんたる者もの、約束やくそくは守まもるべきです。
–
だに[意味]
「~するだけでも・すら」と似にた意味いみをもつ
驚おどろきや恐怖きょうふ、嫌悪けんお、感嘆かんたんを表あらわす言葉ことばと使つかって強つよい感情かんじょうを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞辞書形+だに
[V] する動詞の名詞+だに
[N] 名詞+だに
*夢→夢にだに
彼女かのじょの無礼ぶれいな態度たいどを見みるだに、腹はらが立たちます。
そのような大だい事件じけんが起おこることを想像そうぞうだにしなかった。
長ながい計画けいかくが実現じつげんできるなんて、夢ゆめにだに思おもっていませんでした。
–
だの~だの[意味]
不満ふまんや批判ひはんなどを感かんじていることの中なかから2つ具体ぐたい例れいを挙あげたいときに使つかう

[ルール]
[V] [A] [Na] [N] 動詞/い形容詞/な形容詞/名詞普通形+だの+動詞/い形容詞/な形容詞/名詞普通形+だの 
彼かれは遅刻ちこくだの、宿題しゅくだいを忘わすれただの、毎回まいかい問題もんだいを起おこしています。
母ははは寒さむいだの疲つかれただのと文句もんくを言いっています。
–
つくす[意味]
①対象たいしょうの物ものをなくす状態じょうたいを表あらわす
②完全かんぜんに・徹底てってい的てきに行おこなう様子ようすや状態じょうたいを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞語幹+つくす
①子供こどもはお腹なかが空すいていたようで、出だした料理りょうりを食たべつくしてしまいました。
①わたしのアイデアは出でつくしたので、何なにか考かんがえてくれませんか。
②彼かれは歴史れきしのことを知しり尽つくしています。
–
つ~つ[意味]
対立たいりつ関係かんけいにある動詞どうしと一緒いっしょに使つかって、交互こうごに入れ替い かわりながら進行しんこうする様子ようすを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞語幹+つ+動詞語幹+つ
泣なきつ笑わらいつして、祖父そふは自分じぶんの昔むかしの話はなしをしていました。
飲のみつ食たべつして、楽たのしい夜よるを過すごしました。
–
てからというもの(は)[意味]
あることをきっかけに起おきた変化へんかが大おおきいことを表現ひょうげんする

[ルール]
[V] 動詞て形+からというもの
新あたらしい仕事しごとを始はじめてからというもの、毎日まいにち忙いそがしくてなかなか休やすめません。
子こどもが生うまれてからというもの、主人しゅじんは家事かじを積極せっきょく的てきにするようになりました。
–
手前てまえ[意味]
話はなし手てが何なにかを言いったりしたあと、責任せきにんや義務ぎむを感かんじてその行動こうどうを起おこさなければいけないという気持きもちを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞辞書形/た形+手前
[N] 名詞+の+手前
約束やくそくした手前てまえ、遅おくれてでも行いかなければなりません。
上司じょうしの手前てまえ、遅刻ちこくはできません。
以上 VS 手前
ても差さし支つかえない[意味]
「~ても問題もんだいない」と同おなじ意味いみをもつ
消極しょうきょく的てきな許可きょか、または遠慮えんりょした質問しつもんをするときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞て形+も差し支えない
[A] い形容詞て形+も差し支えない
[Na] な形容詞て形+も差し支えない
[N] 名詞て形+も差し支えない
この資料しりょうをコピーしても差さし支つかえないですか。
暑あつくても差さし支つかえないので、外そとで仕事しごとをしたいです。
少すこし不便ふべんでも差さし支つかえないので、空気くうきの良よいところに住すみたいな。
雨あめでも差さし支つかえないように、テントの準備じゅんびもしておこう。
–
てやまない[意味]
「祈いのる・願ねがう・愛あいする」などの動詞どうしと一緒いっしょに使つかい、相手あいてに対たいして心こころからそう思おもっていることを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞て形+やまない
彼かれの成功せいこうを心こころから願ねがってやまない。
みんなの幸しあわせを祈いのってやみません。
–
であれ[意味]
「~に関係かんけいなく」と同おなじ意味いみをもつ
どんな状況じょうきょうや条件じょうけんであっても、あることをしなければいけないと言いいたいときに使つかう

[ルール]
[N] 名詞+であれ
彼かれはどんな職業しょくぎょうであれ、必かならず成功せいこうするでしょう。
どんな困難こんなんであれ、私わたしは乗り越の こえるつもりです。
–
であれ~であれ[意味]
あることに対たいしての具体ぐたい例れいを2つあげ、それ以外いがいにも全部ぜんぶ当あてはまることを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+であれ+名詞+であれ
社会しゃかい人じんであれ学生がくせいであれ、自己じこ管理かんりが重要じゅうようです。
今回こんかいのプロジェクトが成功せいこうであれ失敗しっぱいであれ、私わたしは全力ぜんりょくを尽つくしました。
–
でなくてなんだろう[意味]
抽象ちゅうしょう的てきな言葉ことばを取り上と あげて、確信かくしんをもって「それが本当ほんとう~だ」という気持きもちを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+でなくてなんだろう
彼かれの行動こうどうこそが、正義せいぎでなくてなんだろう。
この美うつくしい景色けしきは、まさに自然しぜんの力ちからでなくてなんでしょう。
–
ではあるまいし[意味]
相手あいてに非ひ現実げんじつ的てきなことを聞きかれたり過度かどに期待きたいされたときに、それが限度げんどを超こえていて対応たいおうできないことやそれに対たいする忠告ちゅうこくなどをする表現ひょうげん

[ルール]
[N] 名詞+ではあるまいし
子こどもじゃあるまいし、そんなことで怒おこるべきではないよ。
彼かれはプロではあるまいし、完璧かんぺきを求もとめるのは無理むりです。
A「市し役所やくしょでちゃんと手続てつづきできるかな。」
B「ここは外国がいこくではあるまいし、できるでしょう。」
–
と相あいまって[意味]
あることが良よい影響えいきょうを与あたえて、より良よい効果こうかを生うむことを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+と相まって
この素晴すばらしい景色けしきと相あいまって、とても美うつくしい写真しゃしんが撮とれました。
彼かれの才能さいのうと努力どりょくと相あいまって、成功せいこうを収おさめました。
–
とあって[意味]
特別とくべつな様子ようすや状況じょうきょうを理由りゆうに、あることが起おこることを表あらわす
話はなし手てが客観きゃっかん的てきに見みた様子ようすを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+とあって
[N] 名詞普通形+とあって
彼かれは有名ゆうめいな作家さっかとあって、その本ほんはすぐに売り切う きれました。
昨日きのうは祝日しゅくじつだったとあって、どの店みせも混雑こんざつしていました。
–
とあれば[意味]
ある条件じょうけんや状況じょうきょうを示しめし、そのためなら何なにかをするのは当然とうぜんだ・必要ひつようだと言いいたいときに使つかう

[ルール]
[N] 名詞+とあれば
かわいい孫まごの頼たのみとあれば、何なんでもしたくなります。
成功せいこうのためとあれば、どんな努力どりょくも惜おしみません。
–
といい~といい[意味]
あることについて評価ひょうかしたいときに2つ具体ぐたい例れいを挙あげつつ、結果けっかとして全体ぜんたい的てきに優すぐれていることを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+といい+名詞+といい
このレストランは料理りょうりといいサービスといい、どれも素晴すばらしい。
彼女かのじょは外見がいけんといい性格せいかくといい、完璧かんぺきです。
–
というところだ[意味]
あまり多おおくないおおよその時間じかんや数量すうりょうを表あらわす
おおよその見積みつもりや予測よそくが「~以上いじょうではない」と言いいたいときに使つかう

[ルール]
[N] 名詞+というところだ
今日きょうの売上うりあげは10万まん円えんというところだ。
医者いしゃによると彼かれの命いのちはもって、半年はんとしというところだそうです。
–
というもの[意味]
「~の期間きかん中ちゅう/時間じかんずっと」のように、話はなし手てにとってある時間じかんや期間きかんが長ながかったことを強調きょうちょうする表現ひょうげん

[ルール]
[N] 期間を表す言葉+というもの
ここ3ヶ月かげつというもの、毎日まいにち練習れんしゅうを続つづけてきました。
結婚けっこんして40年ねんというもの夫おっとは家庭かていを支ささえてくれました。
–
といえども[意味]
ある条件じょうけんや人ひとを取り上と あげ、予想よそうとは反対はんたいの事実じじつや意外いがい性せいを強調きょうちょうする表現ひょうげん

[ルール]
[N] 名詞+といえども
[N] 名詞普通形+といえども
70歳さいといえども、彼女かのじょは非常ひじょうに若わかわか々しく見みえます。
厳きびしい状況じょうきょうだったといえども、チームは諦あきらめずに頑張がんばり続つづけました。
–
といえども~ない[意味]
1と助じょ数詞すうしを使つかって最小さいしょう単位たんいを極限きょくげんまで否定ひていする表現ひょうげん

[ルール]
[N] 1+助数詞+といえども~ない
1回かいといえども、失敗しっぱいすることはできないよ。
1分ぷんといえども、ここでの時間じかんを無駄むだに過すごすわけにはいきません。
–
といったらない[意味]
ある程度ていどが極端きょくたんに良よいこと、または悪わるいことを表現ひょうげんする
「言葉ことばに表あらわせないほど~だ」という感情かんじょうや驚おどろきを強調きょうちょうするときに使つかう

[ルール]
[A] い形容詞+といったらない
[N] 名詞+といったらない
その美うつくしさといったらない。まるで絵画かいがのようだ。
あの映画えいがの感動かんどう的てきなシーンといったらない。涙なみだが止とまらなかった。
–
といわず~といわず[意味]
具体ぐたい的てきな例れいを2つ取り上と あげ、それ以外いがいも同おなじ状況じょうきょうであることを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+といわず+名詞+といわず
息子むすこは昼ひるといわず夜よるといわず、彼かれはずっとゲームをしています。
子供こどもといわず大人おとなといわず、この映画えいがは誰だれにでも人気にんきがあります。
–
と思おもいきや[意味]
あることについて予想よそうとは反対はんたいの結果けっかが起おきたときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞普通形+と思いきや
[A] い形容詞+と思いきや
[Na] な形容詞 な+だ+と思いきや
[N] 名詞+だ+と思いきや
彼かれは試験しけんに合格ごうかくしたと思おもいきや、実際じっさいは不ふ合格ごうかくでした。
この建物たてものは古ふるいと思おもいきや、内装ないそうはとても現代げんだい的てきです。
この問題もんだいは簡単かんたんだと思おもいきや、実際じっさいは非常ひじょうに難むずかしかったです。
その本ほんは話はなしだと思おもいきや、読よんでみると意外いがいに面白おもしろかったです。
–
ときたら[意味]
非難ひなん、不満ふまんを言いいたい話題わだいを取り上と あげるときに使つかう

[ルール]
[N] 名詞+ときたら
彼かれときたら毎回まいかい遅刻ちこくしてくるので、もう少すこし時間じかんに正確せいかくであってほしい。
この仕事しごとときたら、本当ほんとうにやりがいがありません。
–
ところを[意味]
相手あいての状況じょうきょうを配慮はいりょするときに使つかう
相手あいてに対たいするお詫わびや感謝かんしゃの気持きもちを表あらわすことが多おおい

[ルール]
[V] 動詞普通形+ところを
[A] い形容詞普通形+ところを
[Na] な形容詞+ところを
[Na] な形容詞普通形+ところを
[N] 名詞+の+ところを
[N] 名詞普通形+ところを
寝ねているところを起おこしてごめんなさい。
お忙いそがしいところをお邪魔じゃまして申し訳もう わけありません。
仕事しごとが大変たいへんなところをわざわざ来きてくれてありがたいよ。
お疲つかれのところを失礼しつれいします。お伝つたえしたいことがございます。
–
とは[意味]
予想よそうしていなかった事実じじつや結果けっかが起おきたときの驚おどろきや意外いがいな気持きもちを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞普通形+とは
[A] い形容詞普通形+とは
[Na] な形容詞普通形+とは
[N] 名詞普通形+とは
まじめな彼かれが無む責任せきにんなことを言いうとは信しんじられません。
日本にほん語ごがこんなに難むずかしいとは想像そうぞうしていませんでした。
今いま、お金持かねもちの彼かれが実じつは昔むかしは貧乏びんぼうだったとは驚おどろきです。
ゆみさんの母親ははおやがあの有名ゆうめいな女優じょゆうとは知しりませんでした。
–
とはいえ[意味]
ある人ひとやことに対たいしての事実じじつを認みとめた上うえで、そのことに反はんする意外いがいなことを言いいたいときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞普通形+とはいえ
[A] い形容詞普通形+とはいえ
[Na] な形容詞普通形+とはいえ
[N] 名詞+とはいえ
インターネットで何なんでも分わかるとはいえ、自分じぶんで調しらべなければいけないことも多おおいです。
忙いそがしかったとはいえ、メールぐらい送おくれたでしょう。
便利べんりとはいえ、AIの使つかい方かたを間違まちがえると危険きけんです。
子供こどもとはいえ、彼かれの発言はつげんには考かんがえさせられるものがありました。
–
とばかりに/言いわんばかりに[意味]
相手あいてが言葉ことばにしなくても、行動こうどうや態度たいどからその意図いとや気持きもちが伝つたわることを表現ひょうげんする

[ルール]
[V] 動詞普通形/丁寧形+とばかりに/言わんばかりに
[A] い形容詞普通形/丁寧形+とばかりに/言わんばかりに
[Na] な形容詞普通形/丁寧形+とばかりに/言わんばかりに
彼かれは早はやく行いこうと言いわんばかりに私わたしを急せかしました。
子供こども達たちは早はやく遊あそびたいとばかりに、公園こうえんに向むかって走はしり出だしました。
彼かれは満足まんぞくだとばかりに大おおきくうなずきました。
–
ともあろう[意味]
話はなし手てが高たかく評価ひょうかする人ひとやものと一緒いっしょに使つかい、それにふさわしくない行為こういをしたことを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+ともあろう
あの有名ゆうめいな作家さっかともあろう人ひとが、そんな失敗しっぱいをするなんて信しんじられないよ。
大学だいがくの教授きょうじゅともあろう者ものが、そんな簡単かんたんな質問しつもんに答こたえられないなんておかしいです。
–
ともなく/ともなし[意味]
①ある行為こういが特とくに目的もくてきや意図いとをがないことを表あらわす
②人ひとや場所ばしょが明確めいかくでないことを表あらわす

[ルール]
①[V] 意志形の動詞の辞書形+ともなく/ともなし
②[N] 疑問詞+ともなく/ともなし
①彼かれは本ほんを読よむともなく、ただ眺ながめています。
①人気にんきの歌うたを何なん度ども聞きいているうちに、覚おぼえるともなく全部ぜんぶ覚おぼえてしまいました。
②東京とうきょうという街まちはどこからともなく人ひとがやって来きます。
②いつからともなくSNSは当あたり前まえのものになりました。
–
ともなると[意味]
ある特定とくていの立場たちばや状況じょうきょうになったときに、それにふさわしい事柄ことがらや条件じょうけんが成立せいりつすることを表あらわす
その立場たちばにふさわしい行動こうどうや特権とっけんなど強調きょうちょうする表現ひょうげん

[ルール]
[N] 名詞+ともなると
夏なつともなると、暑あつさに耐たえられなくなることが多おおいです。
高たかい地位ちいともなると、責任せきにんが非常ひじょうに重おもくなります。
–
ないまでも[意味]
「完全かんぜんにそのような状態じょうたいでなくても、それに近ちかい程度ていどのことをする。」と言いいたいときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞ない形+までも
毎日まいにちはしないまでも、週しゅうに数すう回かいは運動うんどうするべきです。
結婚けっこんはしないまでも、一緒いっしょに住すむことは考かんがえています。
–
ないものでもない[意味]
「完全かんぜんに不ふ可能かのうではない」ことを表あらわし、消極しょうきょく的てきに肯定こうていする表現ひょうげん
あることが難むずかしいが、可能かのう性せいがあるという判断はんだんや推量すいりょうを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞ない形+ものでもない
完璧かんぺきではないまでも、十分じゅうぶんにいい出来できですよ。
海外かいがい旅行りょこうに行いけないまでも、国内こくないで楽たのしむ方法ほうほうはたくさんあります。
–
ながら(も)[意味]
①ある状態じょうたいがずっと変かわらないで続つづいていることを表あらわす
②ある状態じょうたいのまま何なにかをする様子ようすを表あらわす
③ある時点じてんですでに備そなわったものを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞語幹+ながら
[A] い形容詞+ながら
[Na] な形容詞 な+ながら
[Na] な形容詞 な+であり+ながら
[N] 名詞+ながら
[N] 名詞+であり+ながら
①いつもながら彼かれの話はなし方かたはユーモアであふれています。
この店みせは昔むかしながらの作つくり方かたで、そばを作つくり続つづけています。
②子供こどもは涙なみだながらに事故じこのことを話はなしました。
③バッハは生うまれながらにして天才てんさいでした。
ながら VS つつ VS のに VS くせに
なくして(は)[意味]
あることがなければ、実現じつげんが難むずかしいだろうと言いいたいときに使つかう

[ルール]
[N] 名詞+なくして(は)
努力どりょくなくして成功せいこうはあり得えないよ。
健康けんこうなくして幸しあわせは感かんじられません。
なくして VS なしに
なくもない[意味]
「完全かんぜんにそうではない」ことを表あらわし、消極しょうきょく的てきに肯定こうていする表現ひょうげん
話し手はな ての判断はんだんや好すき嫌きらいについて言いうことが多おおい

[ルール]
[V] 動詞ない形ない+くもない
[A] い形容詞 い+くもない
[Na] な形容詞 な+で+なくもない
[N] 名詞+で+なくもない
この問題もんだいは解決かいけつしなくもないが、時間じかんがかかるだろう。
この作品さくひんは悪わるくもないが、もう一いち度ど見みたいとは思おもわないな。
今いま住すんでいるところは不便ふべんでなくもないが、もっと便利べんりなところに住すみたい。
この料理りょうりは嫌きらいでなくもないけど、もう食たべたくないです。
なくもない VS ないこともない
なしに[意味]
何なにかがない状態じょうたいや本来ほんらいあるべきことがないことを表あらわす

[ルール]

[V] 動詞辞書形+なしに
[N] する動詞の名詞+なしに
[N] 名詞+なしに
計画けいかくなしにそのプロジェクトを進すすめるのは危険きけんですよ。
前まえもって準備じゅんびなしに旅行りょこうに行いくのは心配しんぱいです。
なくして VS なしに
ならでは[意味]
ある人ひとやものの特徴とくちょうや特有とくゆうを強調きょうちょうする表現ひょうげん

[ルール]
[N] 名詞+ならでは
この料理りょうりの味あじは、地元じもとならではです。
この景色けしきは、山頂さんちょうならではの美うつくしさですね。
–
なり[意味]
あるこ動作どうさや出来事できごとのすぐあとに、予想よそうしていなかったことが続つづけて起おこることを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞辞書形+なり
兄あには電話でんわを切きるなり急いそいで外そとへ飛び出と だしていきました。
彼女かのじょはその知しらせを聞きくなり、子供こどものように泣なき出だしました。
なり VS とたん
なりとも[意味]
最小さいしょう限げんの条件じょうけんや希望きぼうを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+なりとも
彼かれの気持きもちは多少たしょうなりとも理解りかいできます。
一目ひとめなりとも会あいたいです。
–
なり~なり[意味]
相手あいてに2つ選択せんたく肢しを与あたえ「どちらでもいいから行動こうどうしてほしい」という気持きもちを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞辞書形+なり+動詞辞書形+なり
[N] 名詞+なり+名詞+なり
運動うんどうするなり読書どくしょするなり、何なにか趣味しゅみを見みつけたらいいのに。
旅行りょこうなり買かい物ものなり、休日きゅうじつには好すきなことをしたらどうですか。
–
なりに[意味]
ある物事ものごとや立場たちばにふさわしい状況じょうきょうで、それに見合みあった方法ほうほうや手段しゅだんを取とることを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞普通形+なりに
[A] い形容詞+なりに
[Na] な形容詞な+なりに
[N] 名詞+なりに
できないなりに一生いっしょう懸命けんめい努力どりょくをしています。
忙いそがしいなりに、家族かぞくとの時間じかんを大切たいせつにしているつもりです。
不便ふべんなりに、工夫くふうして生活せいかつしています。
彼かれなりに努力どりょくしていることは確たしかですよ。
–
に(は)当あたらない[意味]
する価値がない、必要がないこと、それ程のことでないこと、
あることに該当しないことを表す

[ルール]
[V] 動詞辞書形+に(は)当たらない
[N] する動詞の名詞+に(は)当たらない
A「山田やまださん、遅おそいですね。大丈夫だいじょうぶでしょうか。」
B「電車でんしゃが遅おくれていると連絡れんらくがあったので、心配しんぱいには当あたりませんよ。」
彼かれは毎日まいにち努力どりょくをしていて、今回こんかいの試験しけんの合格ごうかくは驚おどろくに当あたらない結果けっかでした。
–
にあって[意味]
「(場所ばしょ)で・おいて」よりも硬かたい表現ひょうげん
特別とくべつな時間じかんや場所ばしょ、状況じょうきょうなどを示しめし、そこでの出来事できごとや状況じょうきょうを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+にあって
困難こんなんにあっても、彼かれは冷静れいせいに対処たいしょしました。
戦争せんそうにあって、人々ひとびとの生活せいかつは非常ひじょうに困難こんなんなものでした。
–
に至いたって[意味]
「ある重大じゅうだいな事態じたいになって、ようやく~する」ことを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+に至って
問題もんだいが何なん度ども繰くり返かえされ、ついに経済けいざい危機ききに至いたって、政府せいふは緊急きんきゅう対応たいおうを始はじめました。
彼かれの態度たいどは改善かいぜんされず、最終さいしゅう的てきには解雇かいこに至いたって、ようやく彼かれは自分じぶんの過あやまちに気きづきました。
–
に至いたっては[意味]
良よくない評価ひょうかをもとに、その中なかでもある人ひとやものが極端きょくたんであることを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+に至っては
彼かれの態度たいどはいつもひどいが、今回こんかいに至いたっては本当ほんとうに無礼ぶれいでした。
このチームの問題もんだいは大おおきかったが、リーダーに至いたっては全まったく責任せきにんを取とらなかった。
–
に至いたる[意味]
いろいろなことがあったあと、その結果けっかや結末けつまつがどうなったのかを言いいたいときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞辞書形+に至る
[N] 名詞+に至る
何なん度ども努力どりょくを重かさねた結果けっか、成功せいこうに至いたりました。
あの会社かいしゃは数々かずかずの問題もんだいがあり、ついに倒産とうさんに至いたったようです。
–
に至いたるまで[意味]
あることが最終さいしゅう的てきにどの範囲はんいにまでに広ひろがったか達たっしたかを強調きょうちょうする表現ひょうげん

[ルール]
[N] 名詞+に至るまで
その事件じけんは、全国ぜんこくに至いたるまで影響えいきょうを及およぼしました。
その問題もんだいは国内こくないにとどまらず、外国がいこくにも影響えいきょうを与あたえ、ついには国際こくさい問題もんだいに至いたるまで広ひろがりました。
–
に言いわせれば[意味]
「~の意見いけんとしては」と同おなじ意味いみをもつ
話し手はな ての意見いけんを強調きょうちょうしたいときに使つかう

[ルール]
[N] 人を表す言葉+に言わせれば
彼かれに言いわせれば、この方法ほうほうが最もっとも効果こうか的まとてきだそうです。
専門せんもん家いえに言いわせれば、この研究けんきゅう結果けっかには疑問ぎもんが残のこるとのことです。
–
にかかっては/かかったら/かかると/かかれば[意味]
能力のうりょくや特徴とくちょうをもったひとが扱あつかうと、他ほかとは違ちがう影響えいきょうを与あたえたり大おおきな結果けっかを生うむことを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+にかかっては/にかかったら/にかかると/にかかれば
簡単かんたんな文章ぶんしょうでも、話はなし上手じょうずな人ひとの手てにかかっては、興味きょうみ深ぶかい講演こうえんに変かわってしまう。
こんな問題もんだいは、彼女かのじょにかかるとすぐに解決かいけつするでしょう。
–
に関かかわる[意味]
「それに重大じゅうだいな影響えいきょうを与あたえる」ことを表あらわす
社会しゃかい的てき・論理ろんり的てきなことなど重要じゅうような問題もんだいについて述のべるときに使つかう

[ルール]
[N] 名詞+に関わる
この問題もんだいは私わたしたち全員ぜんいんに関かかわる重要じゅうようなことです。
この法律ほうりつは、教育きょういくに関かかわる重要じゅうような変更へんこうを含ふくんでいます。
–
に限かぎったことではない[意味]
「〜に限かぎらない・〜だけではない」と同おなじ意味いみをもつ
特定とくていの範囲はんいや条件じょうけんに限かぎらず、広ひろい範囲はんいで起おこりうる事実じじつを強調きょうちょうするときに使つかう

[ルール]
[N] 名詞+に限ったことではない
彼かれが怒おこっているのは、これに限かぎったことではないですよ。
少子しょうし化かは日本にほんに限かぎったことではなく、様々さまざまな国くにでも起おきています。
–
にかこつけて[意味]
あることを口実こうじつにして、本来ほんらいの意図いとや目的もくてきでないことをするときに使つかう

[ルール]
[N] 名詞+にかこつけて
夫おっとはいつも仕事しごとにかこつけて帰かえりが遅おそいです。
父親ちちおやの病気びょうきにかこつけて 1週間しゅうかん仕事しごとを休やすみました。
–
にかたくない[意味]
状況じょうきょうをもとに、ある人ひとの気持きもちが安易あんいに推測すいそくできるときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞辞書形+にかたくない
[N] 名詞+にかたくない
消費しょうひ税ぜいの増税ぞうぜいが国民こくみんの大おおきな負担ふたんになることは理解りかいにかたくない。
親おやを亡なくした彼かれの気持きもちは想像そうぞうにかたくないです。
–
にかまけて[意味]
特定とくていのことに集中しゅうちゅうするあまり、他ほかのことに気きを配くばらない様子ようすを否定ひてい的てきに表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+にかまけて
試験しけんの勉強べんきょうにかまけて、彼かれに連絡れんらくするのを忘わすれていました。
仕事しごとにかまけて、健康けんこう管理かんりを怠おこたってしまっていました。
–
にして[意味]
特定とくていの年齢ねんれいや状態じょうたいに達たっして初はじめて得えられる経験けいけんや知識ちしきを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+にして
彼かれは50歳さいにして、ようやく人生じんせいの意味いみを理解りかいし始はじめました。
これは、キャリア10年ねんにして初はじめて得えた知識ちしきです。
–
に忍しのびない[意味]
「我慢がまんできない・ 耐たえられない・ 〜するのに心こころが痛いたむ」というような感情かんじょうがあり、それを行おこなうことができない、または行おこなうことが非常ひじょうに辛つらいという気持きもちを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞辞書形+に忍びない
あの子この悲かなしそうな顔かおを見みるに忍しのびない。
その国くにの悲惨ひさんな歴史れきしは、聞きくに忍しのびないです。
–
に即そくして[意味]
「に従したがって」と同おなじ意味いみをもつ
そのことが基準きじゅんに事実じじつや規範きはんを示しめすときに使つかう

[ルール]
[N] 名詞+に即して
校則こうそくに即そくして、制服せいふくを着きなければなりません。
社員しゃいんは規則きそくに即そくして、毎日まいにち定時ていじに出社しゅっしゃすること。
–
に耐たえる[意味]
「~するだけの価値かちがある」と同おなじ意味いみをもつ
あることをする価値かちを表あらわす

[ルール]

[V] 動詞辞書形+に耐える
[N] する動詞の名詞+に耐える
彼女かのじょの歌うたが聞きくに耐たえるかどうかは別べつ問題もんだいです。
このアニメは大人おとなでも十分じゅうぶん鑑賞かんしょうに耐たえるものです。
–
に足たる[意味]
あることをするだけの人ひとやものであると言いうときに使つかう
必要ひつような条件じょうけんや基準きじゅんを満みたしていたり何なにかに対たいして十分じゅうぶんんであったりすることを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞辞書形+に足る
[N] する動詞の名詞+に足る
この本ほんは読よむに足たる内容ないようです。
彼かれは信頼しんらいするに足たる人物じんぶつです。
–
にとどまらず[意味]
あることが狭せまい範囲はんいでなく広ひろいところにまで及およんでいる様子ようすを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞普通形+にとどまらず
[Na] な形容詞普通形+にとどまらず
[Na] な形容詞 な+である+にとどまらず
[N] 名詞+にとどまらず
[N] 名詞+である+にとどまらず
彼かれの行動こうどうは信頼しんらいを奪うばうにとどまらず、周囲しゅういの人々ひとびととの関係かんけいも壊こわしてしまった。
彼かれの態度たいどは不ふ誠実せいじつであるにとどまらず、他ほかの社員しゃいんにも悪わる影響えいきょうを与あたえています。
その映画えいがは感動かんどう的てきであるにもとどまらず、深ぶかい社会しゃかい的てきメッセージも込こめられています。
–
に則のっとって[意味]
「~に従したがって・~に基もとづいて」と同おなじ意味いみをもつ
ある基準きじゅんやルール、方針ほうしんに従したがって行動こうどうすることを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+に則って
規則きそくに則のっとって、全員ぜんいんが時間じかん通どおりに出席しゅっせきしなければなりません。
契約けいやく書しょに則のっとって、支払しはらいは翌月よくげつに行おこなわれる予定よていです。
–
には及およばない[意味]
「〜する必要ひつようはない・〜するほどのことではない」と同おなじ意味いみをもつ
何なんかを心配しんぱいしたり、過度かどに行動こうどうしたりする必要ひつようがないことを強調きょうちょうするときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞辞書形+には及ばない
[N] する動詞の名詞+には及ばない
心配しんぱいには及およばないよ。すべて順調じゅんちょうに進すすんでいるから。
私わたしが手伝てつだうには及およばないほど、彼かれは自分じぶんでうまくやっています。
–
には無理むりがある[意味]
現実的に実現が難しいことを表す

[ルール]
[V] 動詞辞書形+には無理がある
[N] 名詞+には無理がある
彼かれの話はなしには無理むりがあるよ。
そんな短たん期間きかんで完成かんせいさせるのは、どう考かんがえても無理むりがあります。
–
にひきかえ[意味]
ある人ひとやことが正せい反対はんたいであったり、大おおきく違ちがっていることを対照たいしょう的てきに比較ひかくするときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞普通形+の+にひきかえ
[A] い形容詞普通形+の+にひきかえ
[Na] な形容詞+の+にひきかえ[
Na] な形容詞 な+である+の+にひきかえ
[N] 名詞+な+の+にひきかえ
[N] 名詞+である+の+にひきかえ
昔むかしの人ひとは自分じぶんで何なんでも生み出う だしたのにひきかえ、今いまの人ひと達たちは便利べんりな道具どうぐに頼たよりすぎています。
その映画えいがのポスターは視覚しかく的てきに非常ひじょうに美うつくしいのにひきかえ、ストーリーは単調たんちょうで退屈たいくつでした。
彼かれの言いうことは理論りろん的てきで正確せいかくなのにひきかえ、私わたしの意見いけんは感情かんじょう的てきなものです。
前回ぜんかいの試験しけん結果けっかにひきかえ、今回こんかいはかなり良よい結果けっかでした。
に比べて VS にひきかえ
にもほどがある[意味]
ある行動こうどうや状態じょうたいが過度かどである、または許容きょようできない範囲はんいを超こえていることを強調きょうちょうする表現ひょうげん

[ルール]
[V] 動詞辞書形/ない形+にもほどがある
[A] い形容詞普通形+にもほどがある
[Na] な形容詞 な+にもほどがある
[N] 名詞+にもほどがある
遅刻ちこくするにもほどがある。もう1時間じかんも過すぎているぞ。
こんな深夜しんやにうるさいにもほどがある!もっと静しずかにしてくれなきゃ眠ねむれないよ。
わがままにもほどがある。もう少すこし周まわりの人ひとのことを考かんがえなさい。
冗談じょうだんにもほどがあるよ。そんなこと言いわれたら本気ほんきで怒おこるよ。
–
にもまして[意味]
「~よりも・~以上いじょうに」と同おなじ意味いみをもつ
あることよりもさらに重要じゅうようなことがあることを強調きょうちょうするときに使つかう

[ルール]
[N] 名詞+にもまして
以前いぜんにもまして外国がいこく人じん観光かんこう客きゃくが増ふえています。
いつにもまして、彼女かのじょは今日きょうとても楽たのしそうだ。
–
に~を重かさねて[意味]
時間じかんや労力ろうりょくを費ついやした上うえであることを繰くり返かえした結果けっか、その目的もくてきを達成たっせいした結果けっかや結論けつろんを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞に+名詞を重ねて
研究けんきゅうに研究けんきゅうを重かさねて、新あたらしい薬くすりが開発かいはつされました。
失敗しっぱいに失敗しっぱいを重かさねて、彼かれは成功せいこうへの道みちを見みつけました。
–
ねばならない[意味]
「なければいけない」の古ふるい表現ひょうげん

[ルール]
[V] 動詞ない形ない+ねばならない
*ある→あらねばならない
*する→せねばならない
学校がっこうに遅おくれないように、早はやく家いえを出でなければならない。
どんなに困難こんなんでも、自分じぶんの目標もくひょうを達成たっせいせねばなりません。
–
の至いたり[意味]
「最高の~だ。」と言いたいときに使うやや古い表現
話し手が物事の成り行きや結果の気持ちを伝えるときに使う

[ルール]
[N] 名詞+の至り
このような賞しょうをいただけるとは光栄こうえいの至いたりです。
ご配慮はいりょいただき、恐縮きょうしゅくの至いたりでございます。
–
の極きわみ[意味]
「最高さいこうの~だ」と言いうときに使つかうやや古ふるい表現ひょうげん
あるものの極限きょくげんまたは最高さいこうの状態じょうたいを表あらわすときに使つかう

[ルール]
[N] 名詞+の極み
こんなに素晴すばらしい演奏えんそうを聴きけるなんて、感動かんどうの極きわみです。
毎日まいにち残業ざんぎょうばかりで疲労ひろうの極きわみに達たっしています。
–
のやら[意味]
「のだろうか」と同おなじ意味いみをもつが、それよりもやや控ひかえめな表現ひょうげん
疑問ぎもんを抱いだきつつも特とくに答こたえは求もとめていないときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞普通形+のやら
[A] い形容詞普通形+のやら
[Na] な形容詞+のやら
[N] 名詞+な+のやら
うちの息子むすこは何なにを考かんがえているのやら分わかりません。
この問題もんだいはどう解決かいけつすればいいのやら、答こたえが見みつからない。
この部屋へやには時計とけいがたくさんあるが、どれが正確せいかくなのやら…。
何なにが本当ほんとうなのやら。
–
はいざしらず[意味]
特定とくていの条件じょうけんや状況じょうきょうを除のぞき、それ以外いがいでは成り立な たたないことを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞普通形(+の)+なら+いざしらず
[A] い形容詞普通形(+の)+なら+いざしらず
[Na] な形容詞普通形(+の)+なら+いざしらず
[Na] な形容詞(+の)なら+いざしらず
[N] 名詞+は+いざしらず
[N] 名詞+なら+いざしらず
多忙たぼうな社長しゃちょうならいざしらず、社員しゃいんが遅刻ちこくするのは問題もんだいです。
忙いそがしいのならいざしらず、ひまなのに残業ざんぎょうするなんて理解りかいできないよ。
子供こどもならいざしらず、大人おとながそんなことをするなんて信しんじられません。
昔むかしはいざしらず、今いまではそれは通用つうようしない考かんがえです。
–
はおろか[意味]
当然とうぜんの事柄ことがらを挙あげ、さらにそれを上回うわまわることも成り立な たつことを表あらわす
それに対たいする話はなし手ての驚おどろきや不満ふまんの気持きもちを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞(+助詞)+はおろか
あの人ひとは日本にほんに10年ねん以上いじょう住すんでいるのに、漢字かんじはおろかひらがなも読よめません。
買かい物ものはおろか、外出がいしゅつする余裕よゆうもないくらい忙いそがしい。
–
ばこそ[意味]
特別とくべつな理由りゆうや原因げんいんがあるから、結果けっかが得えられる・積極せっきょく的てきな行動こうどうと言いうときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞条件形[ば]+こそ
[A] い形容詞条件形[ば]+こそ
[Na] な形容詞条件形[ば]+こそ
[N] 名詞条件形[ば]+こそ
努力どりょくすればこそ、成功せいこうがあるのです。
心こころが強つよければこそ、困難こんなんを乗り越の こえられるのです。
真剣しんけんであればこそ、良よい結果けっかが出でるのです。
皆みなさんの協力きょうりょくがあればこそ、大おおきなプロジェクトが成功せいこうするのです。
–
ばそれでまだ[意味]
ある状況じょうきょうを仮定かていして、もしそうなったら全すべてが終おわる・意味いみがないと言いいたいときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞条件形[ば]+それまでだ
もし約束やくそくを破やぶればそれまでだ。その信頼しんらい関係かんけいは二に度どと戻もどらないだろう。
不正ふせい行為こういをすればそれまでです。全すべてを失うしなうことになります。
–
びる[意味]
ある人ひとやものがそのように見みえる、そのような特徴とくちょうがあるということを表あらわす

[ルール]
[A] い形容詞い+びる
[N] 名詞+びる
古ふるびた本ほんの中なかから、昔むかしの恋人こいびととの写真しゃしんが出でてきました。
この子こはまだ小学しょうがく生せいですが、大人おとなびた話はなし方かたをします。
–
べからざる[意味]
禁止きんし形けい「してはいけない」と同おなじ意味いみをもつが古ふるい表現ひょうげん

[ルール]
[V] 動詞辞書形+べからざる
彼かれの行動こうどうは許ゆるすべからざるものです。
信用しんようを失うしなうようなことは、リーダーとしてするべからざる行為こういです。
–
べからず[意味]
禁止きんしや命令めいれいを強つよく表あらわす古風こふうな表現ひょうげんで、「〜してはいけない」「〜するな」という意味いみ
主おもに立て札た ふだや注意ちゅうい書がきなど、公式こうしきな場面ばめんや格式かくしきばった場面ばめんで使用しようされる

[ルール]
[V] 動詞辞書形+べからず
*する→するべからず、すべからず
ここに立ち入た いるべからず。
「公共こうきょうの場ばで騒さわぐべからず。」と注意ちゅうい書がきがあります。
–
べく[意味]
「ある目的もくてきをもって~する」と言いいたいときに使つかうやや硬かたい表現ひょうげん

[ルール]
[V] 動詞辞書形+べく
*する→するべく、すべく
夢ゆめを叶かなえるべく、彼女かのじょは新あたらしい挑戦ちょうせんを始はじめました。
成功せいこうするべく、彼かれは毎日まいにち努力どりょくしています。
–
ほどのことではない[意味]
「あることをする程ほどの問題もんだいではない」という表現ひょうげん

[ルール]
[V] 動詞辞書形+ほどのことではない
少すこしの雨あめだから、傘かさを持もって行いくほどのことではないね。
失敗しっぱいしても、それほどのことではありません。次つぎがあります。
–
まじき[意味]
ある立場たちばにある人ひとがそれにふさわしくない行為こういをしたときに、批判ひはんの気持きもちを込こめていう表現ひょうげん

[ルール]
[V] 動詞辞書形+まじき
*する→するまじき、すまじき
彼かれは教師きょうしとしてあるまじき行為こういをして、仕事しごとを辞やめさせられました。
彼かれの行動こうどうは信頼しんらいを裏切うらぎるものであり、友人ゆうじんとして許ゆるすまじきことです。
–
までだ/までのことだ①[意味]
特別とくべつな意図いとや目的もくてきがなく軽かるい行為こういであったことを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞た形+までだ/までのことだ
A「何なにか用事ようじがあったんですか?」
B「いえ、ちょっと会あいに来きたまでです。」
A「あんな提案ていあん、無理むりに決きまってるじゃない。」
B「言いってみたまでだよ。」
–
までだ/までのことだ②[意味]
他ほかに手段しゅだんがないから、最後さいごの手段しゅだんとしてするという覚悟かくごや決意けついを表あらわすときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞辞書形+までだ/までのことだ
手伝てつだってもらえないなら、自分じぶんでやるまでです。
お金かねが足たりないなら、計画けいかくを延期えんきするまでのことです。
–
までもない[意味]
「~する必要ひつようがない・価値かちがない」と言いうときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞辞書形+までもない
そんな簡単かんたんなこと、説明せつめいするまでもないでしょう。
彼かれが信頼しんらいできることは、わざわざ言いうまでもないよ。
ないでもない VS までもない
まみれ[意味]
体からだや表面ひょうめんに不快ふかいな液体えきたいやものがついて汚よごれている様子ようすを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+まみれ
汗あせまみれで練習れんしゅうを終おえた選手せんしゅたちは、輝かがやいて見みえました。
彼かれの部屋へやはゴミまみれで、寝ねる場所ばしょもありません。
だらけ VS まみれ
ずくめ VS まみれ
めく[意味]
「まだ十分じゅうぶんではないが、それに近ちかい感かんじがする」という意味いみ合あいの表現ひょうげん

[ルール]
[N] 名詞+めく
春はるめいた天気てんきが続つづいています。
紅葉こうようが美うつくしく色いろづき、秋あきめいてきました。
–
もさることながら[意味]
先さきに述のべたことを評価ひょうかしつつ、後あとに述のべることをより評価ひょうかし褒ほめるときに使つかう

[ルール]
[N] 名詞+さることながら
味あじもさることながら、日本にほん料理りょうりの見みた目めの美うつくしさに感動かんどうしました。
彼かれの実力じつりょくもさることながら、その謙虚けんきょな態度たいどが多おおくの人ひとに好すかれています。
–
もそこそこに[意味]
あることを急いそいで行おこなったり、十分じゅうふんに行おこなわない様子ようすを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+もそこそこに
昼ご飯ひる はんもそこそこに、仕事しごとに戻もどらなければなりませんでした。
田中たなかさんは挨拶あいさつもそこそこに部屋へやを出でて行いきました。
–
も同然どうぜんだ[意味]
あることとほとんど同おなじ状態じょうたいであることを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞た形/ない形+も同然だ
[N] 名詞(+も)+同然だ
こんな古ふるい車くるまは、壊こわれたも同然どうぜんです。
これだけの成果せいかを出だしておいて、評価ひょうかされないのは不ふ公平こうへいも同然どうぜんです。
–
ものを[意味]
あることに対たいする予想よそう外がいな気持きもちや驚おどろきを強調きょうちょうして表あらわす

[ルール]
[V] 動詞普通形+ものを
[A] い形容詞普通形+ものを
もっと早はやく相談そうだんしてくれればよかったものを…。
困こまっていたなら言いってくれたら良よかったものを、彼女かのじょは連絡れんらくをしてきませんでした。
–
や否いなや[意味]
「~するとすぐに」と同おなじ意味いみをもつ
ある行動こうどうのあとすぐに起おこったことを強調きょうちょうするときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞辞書形+や否や
彼かれは家いえに帰かえるや否いなや、ソファに座すわって寝ねてしまいました。
プラットフォームに電車でんしゃが到着とうちゃくするや否いなや、多おおくの人ひとが走はしり出だしました。
–
ゆえ(に)[意味]
「から・ために」と同おなじ意味いみをもつ
原因げんいん・理由りゆうを表あらわし、その当然とうぜんの結果けっかを述のべるときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞普通形(+こと)+ゆえ(に)
[A] い形容詞普通形+ゆえ(に)
[Na] な形容詞+ゆえ(に)
[Na] な形容詞 な+である+ゆえ(に)
[N] 名詞+ゆえ(に)名詞+である+ゆえ(に)
努力どりょくを重かさねたゆえに、今いまの成功せいこうがあるのです。
忙いそがしいゆえ、すぐには行いけませんが近ちかいうちに伺うかがいます。
彼かれは誠実せいじつであるゆえに、みんなから信頼しんらいされている。
若わかさゆえの過あやまちだったとはいえ、反省はんせいが必要ひつようです。
–
よう/ようによっては[意味]
①あまりに変かわった様子ようすや様態ようたいを表あらわすときに使つかう
②やり方かたや方法ほうほうを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞語幹+よう/ようによっては
①大切たいせつなペットが死しんだときの彼かれの悲かなしみようを見みて、私わたしも涙なみだが止とまりませんでした。
①勝利しょうりの瞬間しゅんかんの選手せんしゅたちの喜よろこびようは、観客かんきゃく席せきまで伝つたわってきました。
②話はなしようによっては、相手あいてを不快ふかいにさせることもあります。
②考かんがえよう次第しだいで、この失敗しっぱいもいい経験けいけんになるかもしれないね。
–
ようが/ようと(も)[意味]
あることを仮定かていして、それが起おこっても関係かんけいない・影響えいきょうしないと言いいたいときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞意向形+が/と
[A] い形容詞い+かろう+が/と
[Na] な形容詞な+だろう+が/と
[N] 名詞+だろう+が/と
どんなに彼かれに頼たのまれようが、私わたしはやらないつもりです。
天気てんきが悪わるかろうが、試合しあいは予定よてい通どおり行おこなわれます。
どんなに生なま意気いきだろうと、自分じぶんの子供こどもはかわいいものです。
どんな結果けっかだろうと、全力ぜんりょくでやるつもりです。
–
ようと~まいと[意味]
「してもしなくても」と仮定かていして、どちらの状況じょうきょうであっても結果けっかや結論けつろんが成立せいりつするときに使つかう

[ルール]
[V] 動詞意向形+と+動詞辞書形+まいと
グループ2・3
[V] 動詞意向形+と+動詞辞書形+まいと
[V] 動詞意向形+と+動詞語幹+まいと
 
雨あめが降ふろうと降ふるまいと、明日あしたのイベントは予定よてい通とおり行おこないます。
彼かれが参加さんかしようとしまいと、この計画けいかくは実行じっこうするつもりです。
–
ようにも~ない[意味]
行動こうどうを妨さまたげるものがあるせいで、あることができないことを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞意向形+にも+動詞ない形
鍵かぎをなくしてしまい、家いえに入はいろうにも入はいれません。
足あしをけがしてしまって、走はしろうにも走はしれないんです。
–
由よし[意味]
伝聞でんぶん「とのこと」の古ふるい表現ひょうげん
手紙てがみでよくで使つかわれる

[ルール]
[V] 動詞普通形+由
[A] い形容詞+由
[Na] な形容詞+由
[Na] な形容詞 な+である+由
[N] 名詞+の+由
[N] 名詞+である+由
彼女かのじょが結婚けっこんする由よし、大変たいへんうれしく思おもいます。
この舞台ぶたいはおもしろい由よし、ぜひ観かんてみようと思おもっている。
仕事しごとが忙いそがしくて大変たいへんな由よしですが、お身体からだに気きをつけてください。
その件けんは重要じゅうような問題もんだいの由よし、早急さっきゅうに対応たいおうする必要ひつようがあります。
–
より[意味]
「~から」と同おなじ意味いみをもつが、フォーマルな表現ひょうげん
時間じかんの開始かいしや場所ばしょの起点きてんを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+より
日本にほんバンクの鈴木すずき様さまよりお電話でんわです。
受付うけつけは午前ごぜん10時じより開始かいしします。
–
わ~わで[意味]
良よいことか悪わるいことが一いち度どに起おきる様子ようすを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞普通形+わ+動詞普通形+わで
[A] い形容詞普通形+わ+い形容詞+わで
[Na] な形容詞普通形+わ+な形容詞普通形+わで
電話でんわが鳴なるわ、来客らいきゃくがあるわで、全然ぜんぜん仕事しごとが進すすみませんでした。
忙いそがしいわ、眠ねむいわで、今日きょうは何なにもやる気きが起おきない。
彼かれは真面目まじめだわ、几帳面きちょうめんだわで、一緒いっしょに仕事しごとをすると安心あんしんします。
–
をおいて[意味]
「~以外いがいにいない/ない」と言いうときに使つかい、その対象たいしょうへの評価ひょうかが高たかいことを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+をおいて
彼かれをおいて、この仕事しごとを任まかせられる人ひとはいません。
夏祭なつまつりをおいて、この町まちがこんなににぎやかになることはないよ。
–
を押おして/押し切お きって[意味]
ある目的もくてきを達成たっせいするために、その問題もんだいや困難こんなんに逆さからって強引ごういんに行おこなう様子ようすを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+を押して/を押し切って
体調たいちょうの悪わるさを押おして、娘むすめは海外かいがい旅行りょこうへ行いってしまった。
彼女かのじょは反対はんたいを押おしきって、自分じぶんの信念しんねんを貫つらぬきました。
–
を顧かえりみず[意味]
危険きけんな状態じょうたいや困難こんなんな問題もんだいを無視むしして行動こうどうをする様子ようすを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+を顧みず
消防しょうぼう士しは危険きけんを顧かえりみず、火ひの中なかに飛び込と こみました。
家族かぞくの反対はんたいを顧かえりみず、彼かれは旅たびに出でました。
–
を限かぎりに[意味]
今いままで続つづいていたことを終おわりにすること、もう続つづけないことを強調きょうちょうするときに使つかう

[ルール]
[N] 名詞+を限りに
この試合しあいを限かぎりに、木村きむら選手せんしゅは引退いんたいするそうです。
今月こんげつを限かぎりに、A社しゃとの契約けいやくは終了しゅうりょうとなります。
–
を兼かねて[意味]
ある目的もくてきと一緒いっしょにもう1つの目的もくてきを果はたすことを表あらわす

[ルール]

[N] 名詞+を兼ねて
旅行りょこうを兼かねて、出張しゅっちょうに行いくことにしました。
健康けんこう維持いじを兼かねて、毎朝まいあさジョギングをしているんです。
–
を皮切りかわきりに[意味]
ある始はじまりから、物事ものごとが続つづいたり発展はってんしていく様子ようすを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+を皮切りに
東京とうきょうを皮切かわきりに、全国ぜんこくでツアーが始はじまります。
彼かれの発言はつげんを皮切かわきりに、会議かいぎが白熱はくねつしました。
を皮切りに VS を始め
を禁きんじ得えない[意味]
ある様子ようすを見みて自分じぶんの意思いしでは抑おさえることができない気持きもちを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+を禁じ得ない
彼かれの悲かなしい話はなしに、涙なみだを禁きんじ得えませんでした。
成功せいこうを祝いわう彼かれの言葉ことばに、感動かんどうを禁きんじ得えない。
–
を境さかいに[意味]
ある特定とくていの日ひやできごとから、状況じょうきょうが大おおきく変かわったことを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+を境に
結婚けっこんを境さかいに、彼かれの生活せいかつは大おおきく変かわりました。
夫おっとは退職たいしょくを境さかいに、趣味しゅみに時間じかんを使つかうようになりました。
–
を踏ふまえて[意味]
あることを前提ぜんていや考慮こうりょとして、考かんがえや行動こうどうを勧すすめるときに使つかう

[ルール]
[N] 名詞+を踏まえて
前回ぜんかいの反省はんせいをふまえて、計画けいかくを改あらためました。
データをふまえて、新あたらしい計画けいかくを立たてる必要ひつようがあります。
–
を経へて[意味]
①経験けいけんや時間じかんを通とおして、それがどのような結果けっかに導みちびいたのかを表あらわす
②時間じかん・場所ばしょ・手段しゅだんなどの経由けいゆを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+を経て
①交渉こうしょうを経へて、ようやくA社しゃとの契約けいやくが成立せいりつしました。
①長ながく辛つらい時間じかんを経へて、チームはついに優勝ゆうしょうを果はたしました。
②彼かれは東京とうきょうを経へて、福岡ふくおかに向むかう予定よていです。
②数すう週間しゅうかんにわたる準備じゅんびを経へて、ついに発表はっぴょうが行おこなわれました。
–
をもって[意味]
①ある方法ほうほうや手段しゅだんを用もちいて何なにかすること表あらわす
②それまで続つづいていたことを終おわらせるときに使つかう

[ルール]
[N] 名詞+をもって
①努力どりょくをもって、困難こんなんを乗り越の こえた。
①試験しけんの結果けっかは発送はっそうをもってお伝つたえします。
②本日ほんじつをもって、退職たいしょくすることになりました。
②今月こんげつをもって、このサービスを終了しゅうりょうします。
–
をものともせず(に)[意味]
大おおきな困難こんなんに負まけないで、勇敢ゆうかんに立ち向た むかう姿すがたを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+をものともせず(に)
強つよい雨あめと風かぜをものともせず、彼かれは登山とざんを続つづけました。
反対はんたいの意見いけんをものともせず、計画けいかくを実行じっこうしました。
をものともせず VS もかまわず
を余儀よぎなくさせる[意味]
ある人ひとやあることが第だい三さん者しゃに何なにかを強しいる表現ひょうげん

[ルール]
[N] 名詞+を余儀なくさせる
災害さいがいが彼かれらに避難ひなんを余儀よぎなくさせました。
経済けいざい不況ふきょうが、リストラを余儀よぎなくさせました。
–
を余儀よぎなくされる[意味]
第だい三さん者しゃの強つよい力ちからのせいで、受け手う てがそれをしなければいけないことを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+を余儀なくされる
災害さいがいの影響えいきょうで、避難ひなんを余儀よぎなくされました。
予算よさん不足ふそくで、計画けいかくの変更へんこうを余儀よぎなくされた。
–
をよそに[意味]
周囲しゅういの期待きたいや関心かんしんを無視むしして、その反対はんたいの行動こうどうをとることを表あらわす

[ルール]
[N] 名詞+をよそに
親おやの心配しんぱいをよそに、彼かれはまだ就職しゅうしょくする気きがないようです。
周囲しゅういの批判ひはんをよそに、彼女かのじょは夢ゆめを追おい続つづけています。
–
んがため(に)[意味]
大おおきな目的もくてきや意志いしを実現じつげんさせるために、強つよい意識いしきで行動こうどうする様子ようすを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞ない形ない+んがために
*する→せんがため(に)
夢ゆめを叶かなえんがために、彼かれはすべてを犠牲ぎせいにしました。
成功せいこうせんがために、彼かれは必死ひっしに努力どりょくしています。
–
んばかりに[意味]
実際じっさいにはそうなっていないが、ほとんどそれと同おなじような状態じょうたいであることを表あらわす

[ルール]
[V] 動詞ない形ない+んばかりに
*する→せんばかりに
泣なきかんばかりに訴うったえたが、彼かれには伝つたわらなかった。
彼かれはその問題もんだいを解決かいけつせんばかりに、一生いっしょう懸命けんめいに取り組と くんだ。
–

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